習慣

いい生活習慣を生み出すために意識しておきたい3つのこと

人間の生活の中でどんな習慣を持っているかがとても重大です。

 

習慣という言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか。

〇早寝早起き

〇毎日ラジオ体操をしている

〇電車の中では本を読んでいる

〇お風呂上りに一杯

など、いろんなことが思い浮かぶと思います。

 

いきなり、

「朝はラジオ体操をしよう!」

と言われると億劫ですが、毎日していればそれがあたりまえになります。

それが習慣の強みです。

新しくいい習慣を身に着けて、悪い習慣を減らしていくこと。

それが人生をよりよく生きるための一つの方法です。

 

そこで、これから習慣を身に着けたり、悪い習慣を減らす上で意識しておきたいことを紹介していきます。

 

Contents

一度に一つの習慣から考えていく

「生活習慣を変えていきましょう!」

というと、

「あれも変えたい!これもできるようにしたい!」

とたくさん考えてしまうものです。

 

でも一つの生活習慣を変えるだけでも大変なことです。

それをいくつも同時にやろうとすると途中で断念することになってしまいます。

 

例えば、仕事をしながら英語を勉強したいと思っている人がいるとします。

仕事をしながらなので、いつ勉強できるかと考えると、

〇起きてから出勤までの間

〇電車の中

〇仕事の休憩時間

〇家に帰ってきてから就寝時間まで

大きくわけるとこのあたりでしょうか。

もし、この4つの時間をすべて英語に費やそうとしたらどうでしょう。

私だったら1週間ももたないと思います。

 

まず体が勉強に慣れていませんよね。

急に勉強ばかりを詰め込むと疲れてしまいます。

電車の時間や休憩時間が、ほっとする瞬間かもしれません。

家に帰ってから寝るまでは家族サービスをそれまでしていたとしたら、いきなりそれを無くすと、家族からも不満も出ますし、自身もさみしく感じるでしょう。

 

これに合わせて、朝勉強するために早起きをしようと思うともっと大変になりますよね。

 

習慣を変えていくのであれば、自分に負担とならない範囲で少しずつ変えていくべきです。

 

その習慣が本当に必要かどうかを考える

生活習慣を変えるというと、

「早起きをしたい!」

と考える人が多いと思います。

 

実際に早起きをすることはとても有益なことです。

〇一日のスタートが早くなるので、出来ることが増える

〇朝から体が目覚めるので活動的になる

〇早くに起きているのでその分、夜の寝着きがよくなる

ぱっと考えるだけでもこういった効果が考えられます。

一見すごくいいことばかりなのですが、これが自分に必要かどうかはまた別の話になります。

 

私の場合、一日7時間は寝ています。

これより短くなってくると、仕事中に眠たくなったり、集中できなくなります。

早起きをして、何か活動をしたいなと思う時期もありましたが、夜の帰宅時間や、家族との時間を考えると、寝る時間はあまり変えられません。

それでも早起きをしようと思うと、睡眠時間を減らすしかありません。

 

そうなると、朝早く起きて、いろんなことができても、仕事に支障が出てしまいますね。

私の場合、そこまで無理に早起きをしなくてはいけないという理由もありません。

だとしたら、この早起きという習慣は私には必要ないものということになります。

 

 

逆に、悪い習慣をなくしたいという場合も、その習慣が本当に悪いものなのかを考えた方がいいと思います。

 

例えば、毎日、夕食後にスナック菓子を食べてしまうとします。

遅い時間に油分の多いスナック菓子は健康にもあまり良くないですし、体重も増えていってしまいます。

だから、夜のスナック菓子を食べないことにするという選択肢も一つです。

 

でも、お菓子を食べることでストレス発散になっていたとしたらどうでしょう。

その時間がなくなることで、ストレスがたまって別のところに弊害が出てしまうかもしれません。

その場合、完全に食べないのではなく、量を減らすにとどめるのもありだと思います。

 

悪い習慣かなと思うものでも自分にとってどういう意味があるのかを考える必要があります。

 

習慣化するためにどこを変化させるべきかを考える

例えば、

「朝、6時に起きて活動をする!」

という習慣をつけようと決めたとします。

そうしたら、目覚まし時計を6時少し前にして寝るという人が多いのではないでしょうか。

とにかく6時には起きよう!と。

 

でも本当に考えておきたいのはそこではありません。

 

無理なく6時に起きるためには、6時に起きることに焦点を当てるのではなく、夜早く寝ることに焦点を当てることが大切になります。

今まで12時に寝て7時に起きていた人が、急に6時に起きることにすると、単純に睡眠時間が削られただけになります。

それでも生活が無理なく遅れるのであればいいですが、急に1時間睡眠時間が減るのはあまり体にいいものではありません。

この場合、寝る時間も1時間早めて11時に寝れば無理がなくなります。

 

また、一日一時間英語を勉強したい!と決めたとします。

その場合も、一日他の好きなことをして気づけば夜の11時。

そこから勉強を開始して、なんとか一時間勉強が終わった……という生活だとどうですか。

あまり長続きがしない気がしますよね。

 

もし一時間勉強をしたいのであれば、勉強を先にどこかでするべきですよね。

勉強をした上で、余った時間をゲームをするなり、テレビを見るなり好きに使えばいいと思います。

この場合も、勉強を一時間する!という部分に焦点を当てるのではなくて、勉強を優先的に行っておくことが大事になってきます。

 

まとめ

ここまで意識しておきたい3つのことを紹介してきました。

1.一度に一つの習慣から考えていく

2.その習慣が本当に必要かどうかを考える

3.習慣化するためにどこを変化させるべきかを考える

の3つです。

 

生活習慣を変えていくというのはとても大変なことです。

その分、その先の人生がよりよくなりますが、無理をせず少しずつ変えていくことが大切です。

一気に変えようと思っても長続きをせず挫折してしまうので、自分のできると思う範囲から行っていきましょう。

 

合わせてどうぞ

「生活習慣を考えると人生が変わる!自分のいい習慣と悪い習慣を把握しよう」