出産・育児

パパ見知りはいつから起きる?父親にとっては切実な問題!

子どもが産まれると、それまでの生活が一変しますね。

初めての子どもだと慣れない育児にあくせくすることだと思います。

育児はとても大変ですが、子どもの笑顔があるから頑張れるって人も多いことでしょう。

 

しかし、育児に慣れてきたときに、世のパパたちには恐ろしい出来事が待っています!

それが、『パパ見知り』です!

 

父親からすると、もう本当に恐ろしい言葉ですよね。

でも、パパ見知りが起きることは悪いことではないんです。

このパパ見知りが原因で育児から遠ざかってしまう父親もいるそうです。

 

パパ見知りとはなんなのか、いつの時期から起こるのかなどを紹介していきます。

 

Contents

父親をしょんぼりさせる『パパ見知り』とは?

この記事を書きながら、

「パパ見知りなんてなければいいのに!」

というのが私の本音です。

 

パパ見知りとは、

”ママが抱っこしているときは機嫌がいいのに、パパが抱っこしたとたんに泣いたりすること”

を言います。

「そういえば……」

と思い当たる人もいれば、

「そんな恐ろしいことが……」

と戦々恐々している人もいるでしょう。

 

この逆もありますよね。

パパが抱っこしているとずっと泣いているのに、ママに渡したとたん泣き止むことが。

これがけっこうショックなんです。

どういうことかというと、これは赤ちゃんのパパに対しての人見知りなんです。

 

でも心配しないでください!

これはどの赤ちゃんにも起こるふつうのことなんです。

というのも、パパ見知りは、

「パパが嫌い!!」

なのではなく、

「ママでないとやだ!!」

なんですね。

実際に一番赤ちゃんのお世話をするのは母親なことが多いでしょう。

誰よりも接する時間が長く、赤ちゃんも母親に対して安心感を持つようになります。

 

赤ちゃんがパパ見知り(人見知り)をするようになったら、それは、

母親と赤ちゃんとの間に信頼関係が築けている!

と思いましょう。

ですので、少し寂しいですが、父親のみなさまはあまり気を落とさないように。

 

パパ見知りはいつから起きるの?

パパ見知りは、一般的には、生後6か月~8か月頃から起きると言われています。

というのも、このくらいの時期になると、赤ちゃんは、ママ以外のすべての人に対して人見知りをすることになるからです。

早い赤ちゃんだと、3か月頃から起きることもあるようです。

逆に1歳を迎えるくらいになってパパ見知りになる赤ちゃんもいます。

このあたりは個人差があるようですね。

 

いつまで続くのかもはっきりとした答えはありません。

数か月でその時期が終わる家庭もあれば、2歳くらいまでかかるということもあります。

焦らずに赤ちゃんと接していってください。

『パパ見知り』が起きたときに気をつけたいこと

くじけずに赤ちゃんと接すること

パパ見知りは、世の父親からすると本当に恐ろしいことです。

抱っこしたとたんに赤ちゃんに泣かれると、

「私ではだめなのか……」

とすごく悲しい気持ちになってしまいますね。

 

でもこのパパ見知りはずっと続くわけではありません。

赤ちゃんが嫌がっても、抱っこしたり、スキンシップを取ったりしていく中で、少しずつ赤ちゃんからの信頼を築くことができていきます。

赤ちゃんに、

「この人は安心していい人なんだ」

と思ってもらえるように時間をかけて接する時間を作っていきましょう。

夫婦の仲のいいところを赤ちゃんに見せよう

パパ見知りが始まった赤ちゃんにとって、一番は母親です!

この母親と父親が、赤ちゃんの前で仲良くしていると、

「ママと仲良しな人なんだ!」

という風に感じていきます。

赤ちゃんにも大丈夫な人だと思ってもらえますし、意識的に仲のいいところを見せることで、改めて夫婦仲も良くなりそうですよね。

 

以前に読んだ育児の本によると、この時期の赤ちゃんからすると、

〇大好きなママ

〇ママ以外の何か

という認識だそうです。

早くこの『ママ以外の何か』から『パパ』だと認識されたいですね。

『パパ見知り』でショックを受けている父親のフォローを!

パパ見知りは正常な反応であり、起きるのはいいことである。

そう思っていてもやはり現実に起きるととてもショックです。

 

中には、パパ見知りから育児に消極的になってしまうケースもあります。

それは赤ちゃんにとっても、父親本人にとってもいいことではないですよね。

そこで、母親のフォローがとても大切になっていきます。

 

「これはパパ見知りって言うんだよ」

「積極的に関わった方が早くパパ見知りって終わるんだよ」

と教えてあげるだけでも、父親の気持ちは少し楽になるかも。

できるだけ笑顔で接すること

とても悲しいパパ見知り。

抱っこしてがんばってあやしているのにぜんぜん泣き止んでくれない。

そんなときについ困った顔をしたり、大きな声を出してしまったりすると逆効果になってしまいます。

できるだけ笑顔を浮かべて、

「大丈夫なんだよー」

と教えてあげましょう。

終わりに

再三書いているとおり、パパ見知りは誰にでも起こることです。

ショックを受ける必要なありません。

とはいえ、少なからずショックを受けるのが当然ですよね。

でも、そこで育児に関わることをやめてしまうと、なかなか赤ちゃんとの信頼関係が築けなくなってしまいます。

父親は、

「ここが大事なとき!」

と思って母親と協力しながら赤ちゃんに接していきましょう。

 

赤ちゃんの機嫌がいいときに一緒に遊んであげたり、抱っこして散歩をしたりするのもいいと思います。

焦らず気長に接していけるといいかと思います。