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夫のお小遣いはいくらが妥当?お小遣いの平均と我が家の決め方

結婚したら考えたいこと!

それは夫のお小遣いをどうするかです。

 

家計管理をしていく上でもどうするのかを夫婦で話し合っておきたいですね。

 

「好きなことにお金を使ってほしいな。」

 

という気持ちがある反面、

 

「これからたくさんお金かかるよね……」

 

という現実も待っています。

お小遣いをあげたいけど節約もしたい!と悩んでしまいます。

 

でもそもそもお小遣いはいるのいらないの?

食事代はどうするの?

妻にだってお小遣いは必要じゃないかな?

 

お小遣いについて考えていくとそんな考えも浮かんできます。

今回は一般的なお小遣いについてと我が家のお小遣いの決め方を紹介していきます。

サラリーマンのお小遣いは37,873円!?

2016年に新生銀行が「サラリーマンお小遣い調査」を行っています。

気になるサラリーマンのお小遣いの平均は、

 

37,873円(前年比231円増)です!

 

 

これを聞いて多いと思いましたか?少ないと思いましたか?

 

私はぱっと聞いたとき、

「意外と多い!」

と思いました。

 

でも、よく調査結果を見てみると、このお小遣いが全部自由なわけではないんですね。

 

この中に、昼食代や飲み代も含まれているようです。

 

昼食代の平均は587円です。

月に20日働いたとすると、

587円×20日=11,740円

昼食代だけでお小遣いの3分の1がなくなっているんですね。

 

飲み代は、1回の平均が5,102円で、1か月の飲み会は2、3回となっています。

 

昼食代と飲み代、それに、嗜好品も入ってくることを考えると、そこまで多いお小遣いではないのかもしれませんね。

 

 

年代別でも、お小遣いの平均にはかなりの差があります。

20代が一番高くて、40,879円で、一番低い40代が35,670円と、5000円近い差があるようです。

40代になると、収入が増えてきてもそれにともなって、子どもの教育費や、住宅ローンがふりかかってくるので、その分、お小遣いが減っているのかもしれませんね。

 

 

nyoki家のお小遣い

 

我が家のお小遣いを紹介します。

 

我が家はずばり!

20,000円です!

 

平均と比べると少ないですね。

でもちゃんと理由があるのです。

 

まず、仕事の日のお昼ご飯は、持参弁当です。

出張でお弁当を持っていけないときの昼食代は、月末に生活費から返却することとなっています。(レシート必須)ただし上限はありますが。

 

基本的に飲み会のお金はお小遣いから出してもらっています。

でも歓迎会や忘年会、送別会の時期というのは飲み会が頻発しますよね。

職場全体で飲み、部内でのみ、親しい同僚と飲み……。

 

その中でもどうしても参加をしなければならない飲み会のみ、生活費から援助をします。

具体的には、歓迎会と忘年会、送別会の各1回ずつ、計3回です。

 

ボーナス時の追加報酬はなしです。

 

夫はたばこも吸わないし、お酒も飲み会のときだけで家では飲まないので、これでも毎月お小遣いがあまっているようです。

子どもが大きくなったら更に減額をしてもよいかも。

 

妻のお小遣いは特に定めていません。

必要なものがあれば、基本は生活費からで、趣味のものは働いていたときの貯金から出す形にしています。

判断に迷うものは要相談としてますが、友人とのランチや、お祝いなどは生活費からにしています。

 

一般的なお小遣いの話

お小遣いを決めるときの参考に、一般的な話をします。

 

〇お小遣い制を導入するかどうか

お小遣い制にしていない家庭というのもあります。

以前、ブログで紹介した「共用口座で一緒に管理」や「費目別で分担管理」の場合は、お小遣い制にはしないか、各自のあまったお金の中からいくらまでは使ってよし、残ったら貯金みたいな感じにするかでしょうか。

 

私の実家は、「妻(母)が一括管理」でしたが、父親にお小遣いはなく、その都度、必要なお金をもらっていました。

この場合、限度が決まっていないので渡しすぎないように気をつけましょう。

 

〇お小遣いの目安は月収の10%程度

お小遣いを採用する場合、一般的に、お小遣いは、手取り収入の10%程度に抑えたほうがよいと言われています。

もし現時点でそれよりも多い場合は、生活を圧迫する可能性もあるので、再検討してみたほうがいいかもしれません。

何を必要経費とするかによっても必要なお小遣いは変わってきます。

 

〇夫婦の働き方、職種、家族構成でも変化するお小遣い

共働きだと経済的に余裕が生まれやすいため、お小遣いの額を増やしたり、各自で自由に使ったりすることもできます。

 

職種によってもお金の使い方が変わります。

我が家では、夫の飲み会がそこまで多くないのですが、営業職であれば、つきあいで飲みに行かなければいけない回数も増えると思います。

その分、少しお小遣いを増やしてあげるのもいいと思います。

逆に、ほとんど外でお金を使う理由がない場合は、減らしてもいいでしょう。

 

子どもが生まれると養育費、大きくなると教育費とますますお金がかかります。

住宅ローンが始まると、これまでよりも生活は苦しくなりますね。

そういった変化にあわせて、お小遣いの額を相談してみてください。

 

〇ボーナスはあり?なし?

先ほども書いたとおり、我が家ではボーナスの際の追加のお小遣いはありません。

もし、その時期に欲しいものがあれば家族会議を開いて決めます。

 

知り合いの家庭では、共働きのため、夫のボーナスは丸々夫が使ってもよいとしているそうです。

それを見越して、ボーナス払いで散財をしてしまっていると話していましたが。

 

そのときの家庭の状況次第ではありますが、将来を考えて倹約してもよし、ボーナスなので少し贅沢をしてもよしです。

 

〇ママのお小遣いは?

正直、主婦にもお小遣いはほしいですね。

専業主婦ならお小遣いはあるのか、パートをしているなら一部をお小遣いにするか、全部お小遣いにしちゃうか、悩むところです。

 

妻に必要なお金(化粧品や、美容院代、友人とのランチやお祝いごとなど)をすべて生活費からというのであれば必要ないかもしれませんが、

「友人とのランチを生活費から出すのは悪い気がする……」

という方もいると思います。

お小遣いをいくらかもらって、あまったものはいざというときの隠し預金にするものいいかもしれませんね。

 

おわりに

ここまで閲覧ありがとうございました。

お小遣いをきちんと考えていくことは、家計を自分たちにあった形でまわしていくことにつながります。

それが家庭を守ることにもなるので、夫婦でしっかりと話しあいましょう。

お小遣いがあればうれしいですが、家計が苦しくなっては元も子もないので、お互いの意見を出しあいながら一番いい形を考えていってもらえたらなと思います。

 

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