出産・育児

初めての出産を終えて父親として今思うこと 出産を頑張った妻と子どもへの感謝

先日、我が家に待望の第一子が産まれました。

女の子です。

今日は記事ではなく、娘が産まれた私の所感になります。

 

 

妊娠が発覚してからもう10か月近くたっていることに、

「あっという間だったな」

と感じます。

 

本当にいろんなことがあったなぁとしみじみと思い返されます。

 

初めて妻の妊娠がわかったときの喜び。

妻の体調の変化によるつらそうな姿と何もできないもどかしさ。

ときにはちょっとしたことでけんかもしてしまいました。

 

その度に、

「今のは良くなかった!」

と反省させられていました。

 

男性側はいつもと同じような生活ができるけれど、女性はそうではありません。

できることが制限されるし、体調は悪くなるし、食べたいものも食べられない。

それでもこの10か月を頑張ってきた妻には感謝しかありません。

 

性別がわかるのはかなり遅かったけれど、女の子とわかってからの妻の喜びようは見ていてとても微笑ましかったです。

名前を決めるのも、

「これでもない。こっちもちょっと違う」

と二人で真剣に考えました。

 

こうした二人で過ごす一つ一つの思い出がいまとても思い返されます。

 

我が家の場合、初産ということもあり、予定日になってもぜんぜん出てくる気配がありませんでした。

 

二人の中で、

「遅れるって聞くけど予定日頃には出てくるでしょう」

となんとなく思っていたので、とてももやもやとした気持ちになっていました。

 

予定日を1日、2日、3日と過ぎていくにしたがって、大丈夫と思いつつも、焦りや心配な気持ちが出てきました。

妻のお腹を二人でなでながら、

「早く出てくるんだよー。外はいいところだよ」

と声をかけていたのも懐かしく感じます。

 

そして予定日から12日がたちました。

そのままではまだ時間がかかりそうということで、バルーン陣痛促進剤を使用することに。

私が病院にかけつけたときには、ちょうど破水して陣痛が始まったところでした。

 

身体を丸めるようにして大きな声で痛がっている妻。

元々立ち合いは希望をしていて、事前にどんなものか調べたりはしていましたが、

「どうしたらいいんだろう」

とおろおろとするばかりで、今思うと情けないなと感じます。

妻の指示に従って飲み物を口元に持って行ったり、陣痛が強いときにテニスボールで押したり。

 

本当に妻は必死になって頑張ってくれました。

時間は初産にしては短い4時間ほどでしたが、この4時間はとても長く感じました。

見ていて1時間だってものすごく大変なことだと実感しています。

これからお父さんになる人にはぜひ立ち会ってほしいなと思います。

 

分娩室で娘の産声が聞こえたときは、まずはとてもほっとした気持ちでした。

妻も娘も無事にこの瞬間を迎えてくれてよかったと。

 

そのあと手足をばたばたさせている娘を見ていてゆっくりじんわりと喜びがあふれてきます。

「あぁ父親になったんだな」

と教えてもらいました。

 

涙を流している妻を見てとても幸せな気持ちになりました。

父親として妻も娘ももっともっと幸せにしていきたいと強く思います。

本当に妻には感謝です。

娘もよく産まれてきてくれた。二人にありがとうと何回でも言いたいです。

 

まだ出産して日がたっておらず、妻は貧血や出産後の痛みに苦しんでいますが、しっかり支えて育児も一緒にやっていきたいです。

 

 

簡単ながらいまの気持ちを書かせてもらいました。

読んでいただきありがとうございます。

 

また時間を見つけて、出産の立ち合いのことなど、これから父親になる人に何か役に立つことを伝えていければと思います。