仕事

職場に派閥があるときどうすればいい?派閥との上手な付き合い方

よく銀行が舞台の小説を読んでいると、

”派閥”

というものが出てきます。

池井戸潤さんの『オレたちバブル入行組』でも主人公の半沢直樹は派閥争いに巻き込まれていました。

小説やドラマで見る分には、

「そんな世界があるんだなー」

とのんきに見ていられますが、実際に自分の職場にあると大変です。

 

私の職場も、派閥というほど殺伐としたものではありませんが、グループのようなものはできています。

その経験も踏まえて、派閥とどう付き合っていくかを書いていこうと思います。

 

派閥はとにかく面倒くさい

「派閥はとにかく面倒くさい!」

この一言に尽きるのではないでしょうか。

特に若手の社員ほど、

「なんで派閥なんてあるの?」

という気持ちになります。

 

派閥があることによってこんな弊害があります。

派閥争いで職場がギスギスする

これがまず目につくことです。

派閥があってもそこまでお互いに干渉しなければそうでもありません。

でも、仕事をしているとどうしたって一緒になることがあります。

 

特に派閥の中心人物が一緒にいるときは空気が悪いです。

どちらかと談笑というわけにもいかなくなります。

仕事に協力しない

共同作業がまったくできなくなるときがあります。

そこまで露骨でなくても、相手の派閥が主として行っている仕事については手伝わないといったケースも。

手伝わないくらいならまだましかもしれませんね。

ひどいときは、邪魔をしたり、必要な情報を伝えなかったり。

若手に圧力をかけるような人もいます。

仕事が嫌になる

どんな仕事でも楽しいだけの仕事というものはありません。

大なり小なり苦労があるものです。

 

それでも、同僚や先輩の励ましがあって、

「頑張って仕事をしよう!」

と思える部分があります。

 

しかし、派閥争いがあるとそうはいきません。

派閥争い職場の雰囲気が悪くなる仕事も大変なのに余計なストレス職場が嫌になる

 

とこんな単純なものではありませんが、本来励みになるはずの同僚の存在が負担になることになります。

職場環境がいいだけで、辛いときも何とかやっていけるのに、そういう支えがないのはしんどいものです。

若手が振り回される

ある程度ベテランの職員であれば、周りから多少のことを言われても何とでもなります。

でも、入社したばかりの新人や若手社員は違います。

先輩や上司の発言を聞かないというのがなかなか難しい立場にいます。

 

一方の派閥の先輩から言われたことをしていると、もう一方から責められます。

派閥によって指導する内容が違っていたりします。

それぞれの派閥の人から同意を求められます。

 

もしそんな職場に入ったら一気に仕事へのやる気はなくなってしまいます。

 

派閥にいいことはないの?

これは難しいところです。

まったくないわけではないと思います。

 

例えば、職場の中で力の強い派閥にいれば、それだけ発言力もありますし仕事がしやすくなることもあります。

派閥の先輩からかわいがってもらえますし、派閥独自の情報というのにも触れることができます。

それぞれの派閥に負けないようにと自分たちを高めようとすることもあります。

 

ただこれらはまれなことだと思います。

多くの場合、このようにうまくかみ合うことはなく、弊害の方が大きくなると思います。

 

政治家などの派閥であれば、国民の利益を還元する役割があるので、派閥ができるのも当然の原理だと思います。

ただ、一般の職場であれば、派閥のある必要はありませんし、自分を優位にしようとする欲のためでしかありません。

職場の派閥に対してどうすればいいか

派閥は面倒くさいと思っていても、職場にあれば自分のスタンスを持つ必要があります。

大きくわければ3つだと思います。

自分にとって一番良い派閥に入る

派閥に入るという選択肢が一つです。

派閥自体は先ほど書いた通り、困った面が多くあります。

ですが、すでに大きな派閥があればそれをなくすことは困難です。

 

その場合、一番簡単なのはどこかに所属することです。

ほとんどは、自分の仕事に直接関係や影響力のある派閥になるかと思います。

少しでも自分の職場環境が良くなる場所がいいと思います。

 

その代わり、仲の良くない派閥の人との関係はうまくいかないかもしれません。

中立をつらぬく

若手の社員だと、できればこうしたいと思っている人が増えている気がします。

昔からいる社員ほど派閥を大切にしていますね。

 

私もどちらかというと中立をたもっています。

この場合、派閥との距離感をうまく取る必要があります。

可能ならすべての人と仲良くできるのが一番ですね。

 

でも、ある一定以上仲良くなっていくと、一方から、

「お前はあっちの人間か」

といった圧力をかけられることも。

孤立しない程度にそれぞれと親しくしておく柔軟性が必要となります。

派閥に不満を持つ人で固まる

ある意味これも派閥ということになるのでしょうか。

例えば、職場に大きな二つの派閥があればそれに対して不満を持っている人もいます。

そうした人たちで固まって、どちらにも属さないというスタンスを持ちます。

 

そうすることで面倒な派閥のしがらみからは抜けられます。

ただし、派閥と敵対をするのではなく、

「派閥とは関係なく自分たちは仕事を頑張ります!」

という姿勢を見せていかなくてはいけません。

 

他の派閥とも協力的な姿勢を見せて、職場全体をいい流れに持っていけるとベストです。

我関せず、仕事は仕事

一切、派閥に関係なく、興味を示さないということもできなくはありません。

もう職場は仕事をするところと割り切って黙々と仕事をします。

 

最初のうちは、周りの人からちょっかいをかけられると思いますが、ずっとそのスタンスをつらぬいていくと、

「そういう人なんだな」

と思ってもらえるようになります。

 

そのためには自分自身がしっかりと仕事ができる人になる必要がありますね。

派閥に関わらずとも本当に仕事ができる人はそれだけで一目置かれます。

終わりに

ここまで派閥の弊害や、どういった対処があるかを紹介してきました。

 

可能ならば職場全体が仲良く、みんなで仕事をしていくというのが理想です。

でも、なかなかそういう職場ばかりではないのが現実です。

自分の職場に派閥がある場合は、自分がどのようなスタンスでいくのがいいのかを一度考えることをおすすめします。

流されるままに仕事をしていると、思っていたのと違う立ち位置に立たされてしまうことも。

これを読んだ人が長い職場人生をよりよく過ごせることを願っています。