「三線を買ったけどなにからすればいいの?」
三線を購入していざ弾こうと思っても、なにからしていいかわかりませんよね。
三線教室に通っている人であればそこで教えてもらえるから問題ないです。
その教室によって方針もあるでしょうし、教室の先生に相談しながら学びましょう。
教室だと、沖縄民謡の比較的簡単なものから始まるのでしょうか。
それはそれでとても楽しそうでいいと思います!
しかし、
「近くに三線の教室なんてないんですけど!」
という人もたくさんいます。
私もそうだったので家で練習しました!
そこで私が三線を始めたばかりの頃に練習した曲を紹介します。
初歩の初歩で練習したのは童謡です
これはおすすめの曲というよりも、まずは三線に慣れるために。
最初は、「むすんでひらいて」みたいな童謡から始めました。
というのも、私が購入した”三線初心者セット”に入っていた教本の中に、「むすんでひらいて」があったんですね。
おそらくほとんどの人がこの曲は知っていますよね。
音階の複雑な移動がないですし、曲も短い。
最初の練習にはうってつけです。
30分もあればぎこちなくても弾けるようになります。
そのあと、懐かしの「きらきら星」
これは特に三線の楽譜である工工四(クンクンシー)はついていなかったのですが、ドレミの音は何となく覚えていたので試しに弾いてみました。
こうして簡単な曲でも弾けるようになると、成長がわかりやすく楽しくなってきます。
ある程度、弾くことに慣れてきてから、ちゃんとした曲を練習しました。
何曲か練習してきましたが、その中でおすすめだった3曲を紹介します。
最初にきちんと練習したのは沖縄の定番曲
沖縄の定番曲と言えば!
BEGINの『島唄』です!
なんと言っても、ほとんどの人が聞いたことある曲ということ!
イントロからメロディーまで、
「なんとなくこういう感じだったかな」
とイメージがわくのでとてもやりやすかったです。
知人に三線弾いていることを話すときも、
「島唄弾けるよ」
と言えば、
「おぉー!」
ってなります。
あとは、YouTubeなんかでも、動画がたくさんあがっているんですよね。
指の動かし方とか、そういったところも見たい人には、有名な曲で、動画もアップされているような曲を選ぶのがいいかなと思います。
だいたい、どの初心者用の本にも、島唄の工工四(クンクンシー)があるのもいい点です。
auのCMで有名になったこの曲
auの浦島太郎の三線姿は様になっていましたね。
あのCMで三線の存在を知った人も多いと思います。
ということで、おすすめの二曲目は、
『海の声』です!
この曲も、相当CMでも、テレビでもラジオでも流れました。
この曲のいいところは、サビの部分。
実際の歌と、メロディーがほとんど一緒なところです!
三線を使った曲って、実際の歌とメロディーが別ということが多いんですね。
『島唄』も歌とメロディーが少し違います。
ですので弾き語りに慣れていないうちは少し混乱します。
その点『海の声』は弾きやすい。
初心者が弾き方を学ぶには、入りやすい曲だと思います。
夏川りみさんの歌声を思い出しながら
3曲目は夏川りみさんの楽曲から。
夏川りみさんといえばこの曲ですね。
『涙そうそう』です!
これも『島唄』同様に沖縄の定番曲ですね。
『島唄』や『涙そうそう』は、ネットを探すと、すぐに弾いている動画が出てきます。
それくらい三線を使った曲としてはメジャーです。
弾き方のコツなんかも、検索すると出てくるので最初に挑戦するにはいい曲です。
終わりに
おすすめの3曲を紹介しました。
「沖縄民謡が一つもないじゃん!」
という人!
はい!その通りです!
沖縄民謡はとても素敵です。
私自身もとても好きですし、早くうまく弾けるようになりたいです。
ただ、いきなりやるには、その曲自体をぜんぜん知らないところから始めることになります。
ですので、曲も知らない、三線も初めてだとややハードルが高く感じます。
沖縄民謡が弾きたくて購入した人は、それだけのモチベーションがあるので、いきなり、沖縄民謡でも問題ないと思います。
でも、私のように、三線に興味あるなってことで始めた人はまずは知っている曲からがおすすめです。
紹介した3曲は、
〇比較的ゆっくりとした曲なので考えながらでも指を動かせる
〇有名な曲なので楽譜も手に入りやすい
〇動画を見つけるのも簡単でお手本が見れる
〇耳になじんでいるので、なんとなくで感触がつかめる
〇周りの人も知っている曲なので、弾いて見せることでやる気が上がる
と、初心者向きの要素がたくさんあります。
もちろん、三線と関係のない曲でもいいと思います。
楽譜があるなら、あまりに難しくなければ頑張れると思います。
まずは指を動かすことが大事です。
弾いていけば必ずうまくなりますし、うまくなると更に楽しくなります。
自身の頑張る気持ちが高まる曲を選ぶことも大切だと思います。