「友人の家に招待をされた!」
嬉しいことですし、とても楽しみな気持ちになります。
でも、手ぶらで行っていいものか悩みますよね。
手土産はあった方がいいでしょう。
よほど頻繁に家に訪問しているのでなければ原則準備すると考えておいた方が無難です。
状況によって手土産を考える
家に招待されたとしても、どのような関係の人に誘われたかでまた対応も変わってきます。
〇友人
〇仕事の先輩・上司
〇ママ友
〇親戚
友人の中でも、昔からの古い付き合いの人もいれば、最近知り合ったという人もいます。
何度も訪問しているのか、初めて訪れるのかでも状況は変わってきますね。
また、相手だけでなく出産祝いや新居祝いとったように、シーンによって変わることもあります。
友人の家に招待されたとき
友人の家に行くときが一番気楽だと思います。
一人暮らしの友人のところに行くのであれば何もなくてもいいかもしれません。
でも、家庭を持っている友人の家であれば必ず持参しましょう。
もしかしたら友人は、
「気を使わなくていいから」
と言ってくれるかもしれません。
でも、友人の妻もしくは夫に多少なりとも迷惑をかけてしまうので、友人のためにも簡単なものでいいので持っていきましょう。
予算は、1000円~1500円くらいでいいと思います。
ママ友の家に招待されたとき
ママ友の家に招待されたときも何か持参した方がいいと思います。
特にまだ付き合いが浅いうちは、
「これからもよろしくお願いします」
という気持ちも込めて持参をしましょう。
ママ友の家に行く場合、複数の人が招待されていれば、みんなで足並みをそろえておきましょう。
どれくらいの予算のものを買っていくかをそろえておくのは大切です。
一人だけ高価なものを購入していくと悪目立ちをしてしまいます。
また、手土産もかぶらないようにした方がいいです。
こちらも、どのような集まりかにもよりますが、1000円~1500円程度がふつうかと思います。
上司の家に招待されたとき
上司の家に招待されたときはどうするか少し悩みます。
上司との関係にもよりますが、とても親しい関係であれば、お酒など簡単なものでもいいかと思います。
夕食などを上司の奥様が用意してくれているのであれば、そのあと食べられるデザートのような手土産でもいいですね。
複数で招待されていれば、別々に購入するのではなく、みんなでお金を出しあって少しいいものを購入するのも一つの手です。
私が、上司の家に招待されたときには、一人3000円ずつ出しあって、すこし高級なチーズやお酒のつまみになるようなものを購入して持参しました。
別の機会に招待された友人は、ワインを手土産にしていました。
仕事帰りであれば、スーツで訪れる人もいると思います。
私服で行く場合は、楽な格好でいいと言われても、Tシャツにハーフパンツといった格好はもちろんダメです。
失礼のない格好で向かってください。
新居祝いで集まる場合
こうしたお祝い事のときは、きちんとした手土産が必要です。
といっても、通常と同じように食べ物や飲み物といった消えものでいいと思います。
ふだんよりも少し値段の高いものを選ぶといいかと思います。
食器などをお祝いで購入する人もいますが、夫婦でこういうものをそろえると決めているかもしれないので、もし、食器など形の残るものであれば、直接何がほしいか聞いた方がいいでしょう。
出産祝いの場合
こちらもきちんと手土産を準備していきましょう。
出産祝いですので、現金や商品券を持っていく人もいれば、ベビー服やおもちゃを持っていく人もいます。
赤ちゃん用の商品カタログも人気ですね。
訪問前の事前準備が大事
「招待されたからとりあえず行こう!」
と何も考えずに向かうのは避けましょう。
事前に考えておいた方がいいことはたくさんあります。
〇自分以外に誰が参加するのか
〇手土産はそれぞれどうするのか
〇みんなで行くのかばらばらでいくのか
〇そのメンバーならどんな話題になるか
ということくらいは簡単でいいので考えておきたいです。
複数で訪問する場合、自分以外に誰が行くのか何人行くのかは把握しておきましょう。
それによって、自分が持っていく手土産も変わります。
デザートなどを持っていくのに人数分ないと困りますよね。
また、誰が行くかわかっていれば、手土産もどうするのか相談できます。
訪問する際に、可能であればまとまっていった方がいいでしょう。
その方が招待してくれた人の負担も減ります。
上司の家に呼ばれるときであれば、話題にも気をつけましょう。
上司が主体で話をするならそれでもかまいませんが、自分たちから話題が提供できるようにいくつか考えておいた方がいいと思います。
手土産はどのタイミングで渡すか
手土産を渡すタイミングも最初は迷うと思います。
基本的には、玄関であいさつをして、部屋に通されたあと、改めてあいさつと一緒に渡すのがいいかと思います。
でも、初めての訪問だと焦って玄関で会った瞬間に渡してしまうことも。
自分なりに訪問するときの様子をイメージしておくといいと思います。
複数で行く場合は、誰が渡すのかも考えておきたいですね。
職場の上司の家にいくときであれば、その中の年長者が音頭をとるのが自然です。
終わりに
家に招待をされたとき、手土産は原則持っていきます!
その上で、きちんと自分以外の招待された人と相談をしておくとスムーズに行きます。
手土産を考えるときに、参加する人数はもちろんのこと、食べ物であれば、苦手な物やアレルギーはないかなども調べておきましょう。
相手によっては、
「何も持ってこなくていいからね」
と言ってくれるかもしれませんが、そこは礼儀でもありますし、その後の良好な関係のためにも何か持参しておきましょう。