出産・育児

初めての妊娠・出産・育児におすすめの本24選!子育てママだけでなくパパにも読んでほしい!

妊娠がわかり、初めての出産をする人。

もう赤ちゃんが産まれて育児に悪戦苦闘している人。

 

最初は何もわからないことだらけですよね。

何をしていても、

「本当にこれでいいのかな」

と不安になることだと思います。

 

先達に学ぶということはとても大切です。

今回は、出産・育児に関するおすすめの本を私が読んだものを中心に紹介していきます。

 

読みやすいコミックエッセイおすすめ7選!

妊娠して最初に読むといいなと思う本は、作者の体験に基づいたコミックエッセイです。

ふだんあまり本を読まない人でも、コミカルなマンガと、作者の実体験でイメージがつきやすくなると思います。

女性向けのものばかりではなく、これから父親になる男性向けのものもたくさんありますよ。

『家族ほど笑えるものはない』

まず紹介するのは、 カフカヤマモトさんの『家族ほど笑えるものはない』です。

Instagramで話題となった人気育児絵日記が書籍化されたものです。

すごいことが書いてあるわけではありませんが、平凡な日常がこんなにも愛おしいものなのだなと感じさせられる一冊です。

自分の子どもが産まれたらどんな生活になるのだろうと想像しながら読むと楽しいです。

『ぼっち育児楽しんでます』

鳥頭ゆばさんの描く『ぼっち育児楽しんでます』。

私の妻が特に好きな本になります。

鳥頭さんがにわとりに扮した人間として登場。

見知らぬ土地に転勤をして、ママ友が一人もいない状態で育児を頑張っています!

夫は日々の仕事で帰宅が遅く、実家も遠方のため頼ることができない。

そんな中でも楽しく育児を行う姿が描かれていて思わず笑ってしまうところも。

 

『ママは悪くない!子育ては”科学の知恵”でラクになる』

NHKスペシャル『ママたちが非常事態!?』からマンガ化されたものです。

副題にあるように、最新科学の視点から、孤独な子育て、夜泣きや人見知り、夫にイライラしたときの解決の鍵などの解決のヒントを教えてくれます。

表紙と中身で読んだときの印象はかなり違いました。

さらっと育児の体験かと思いきや、思った以上に論理的に育児について描かれていてとても学ぶことの多い一冊です。

 

『オカアチャン1年生ートリペと2』

コンドウアキさんが描く『オカアチャン1年生ートリペと2』。

長女のトリペを産んでからの新米ママの奮闘を描いています。

絵のかわいさも相まってほっこりした気分で読めます。

同じシリーズで、妊娠中を描いた『トリペと 妊婦、はじめました』が1巻になります。

”「王様は0歳児。アタシのお世話をせよ。」”

まさにそんな感じですね。

 

 

『たまご絵日記 新米かあちゃん奮闘記』

ナナイロペリカンさんが描く『たまご絵日記 新米かあちゃん奮闘記』です。

たま子ちゃんが産まれたところから話は始まります。

なかなかミルクを飲んでくれなかったり、おむつ替えのドタバタ、夜中にぱっちり目を覚まして寝てくれないたま子ちゃんとの闘いなど、

「それわかるなー」

と思えるシーンがたくさんありました。

だいたい夜中は、夫は寝てしまって起きないものなんですよね。

むっちり描かれたたま子ちゃんがかわいいです。

 

『ギブミー睡眠 リトルモンスター・ひなとの日々』

くりこさんの『ギブミー睡眠 リトルモンスター・ひなとの日々』です。

もうタイトルだけで共感してしまいそうです。

新生児との最初の対決は、夜泣きですよね。

ぜんぜん寝れない日々と、そこに立ち向かう母親の姿は涙なしには語れない。

夜泣きが収まってきても次は離乳食という新しい戦場が……。

育児マンガブログから書籍となった一冊です。

 

『おかあさんまであとすこし!』

和田フミ江さんの描いた『おかあさんまであとすこし!』です。

有名な雑誌『たまごクラブ』に連載されていたコミックエッセイを単行本化したものになります。

大変さが伝わりながらも、とても楽しく読める一冊です。

我が家で一番最初に購入した育児関係の本ですね。

「出産ってこんなに大変なの!?」

と夫婦で戦々恐々していました。

 

妊娠中の方へおすすめの本6選!

妊娠中の方へのおすすめの本もたくさんありますが、個人的にはまずは『ひよこクラブ』でしょうか。

手に取りやすさと、ネームバリューからくる安心感がありますよね。

毎月妊娠・出産に関する雑誌はたくさん出ているので、書店で自分にあったものをまずは見てみるといいですよ。

もちろんそれもいいんですが、ここでは単行本となっているものも紹介させていただきます。

『きみは赤ちゃん』

職場の先輩(男性)から紹介されて読んだ本です。

川上未映子さんの実体験をエッセイにしたものです。

検査薬で陽性反応が出てから、出産まで。

そこから子どもが1歳になるまでがつづられています。

35歳での出産で我が家とも近かったことからもより共感できました。

つわり、マタニティーブルーズ、出生前診断をどうするかなど、夫婦そろってこの本から考えさせてもらいました。

『はじめてママ&パパの妊娠・出産』

妊娠から出産までのさまざまなことが網羅されている一冊です。

妊娠したらこういった本が一冊あると、困ったときや悩んだときにすぐに開けて安心です。

妊娠してからお産までの過ごし方や、安産のコツ、実際に出産を経験した方たちの体験談などもあります。

こうした本はたくさんあるのですが、『主婦の友社』から出ているという安心感から私はこの本を選びました。

好みの問題もあるので、似たような本を書店でめくってみて、一番自分に読みやすそうなものを選ぶといいと思います。

 

『マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK』

妊娠がわかってから出産、子どもが1歳になるまでに必要な知識がこれでもかと詰め込まれています。

妊娠中の生活はもちろん、病院選びをどのようにしたらいいのかや、出産に関わるお金関連のこと、書類のことなど、知っておきたいことが満載です。

文章ばかりの本でないため、活字の本が苦手な人も手に取りやすいと思います。

 

『赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん-おなかの赤ちゃんが元気に育ついちばんやさしいレシピ120』

妊娠すると気になるのが食事のこと。

ということでレシピ本も一冊紹介しておきます。

妊娠中って食べられるものが限られてきますよね。

とはいえ、何をどう作っていいのかも悩むもの。

一冊妊娠中のレシピ本があると料理をしやすくなると思います。

とはいえ、我が家は結局、食べられる食材やおすすめの食材の前に、つわりがひどく食べられるものがとても少なかったのですが。

結局、フライドポテトや焼きそばを食べていることが非常に多かったです。

 

『お医者さんは教えてくれない 妊娠・出産の常識ウソ・ホント』

これは海外の方が書かれた本ですね。

最新医学の見地から、妊娠・出産の常識とされてきたことについて言及しています。

妊娠をすると、親世代や周りの人から、

「こういうときはこうするのよ」

と言われることがすごく増えます。

でも中には、

「それって本当なの?」

「それは今とは時代が違うから」

ってことも多いんですよね。

 

昔からこれが常識だと言われていたことではなく、科学的に何が本当に正しい知識なのかということを知るのに役に立つ一冊です。

『マンガ はじめての妊娠・出産 ハッピーガイド』

この本もマンガで妊娠から出産までを描いたものですが、割と細かい解説もあるため、具体的にどうしていこうかということを考えられます。

やはりどうしても、本が苦手な人にはこうしたマンガでわかるシリーズがいいですね。

抱っこひもやベビーカーのことにも言及していて、出産後の準備をする上でも役に立つと思います。

 

育児に関わるおすすめ本6選!

ここまで紹介した本の中にも、妊娠出産と合わせて、育児に関する内容が書かれたものもあります。

それ以外で、育児という点でおすすめの本を紹介します。

『はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ! 』

上記した妊娠・出産の本と同じく、主婦の友社から出ている実用No.1シリーズの一冊です。

0歳から3歳までの情報が入っているので長く使えておすすめです。

このシリーズはこれら以外にも、

『病気とホームケア』、『しつけと脳育』、『離乳食』いう本も存在します。

どれをとっても初めての育児だとわからないことだらけなので一冊あると重宝します。

 

『0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児』

2001年発売の少し古い本ですが、親が子どもに語り掛けることの重要性を説いています。

子どもにたくさん話しかけて育てることが、子どもの成長にいいっていうのは一般的に言われていることですね。

イギリスで書かれて日本で翻訳されたこの本は、その語りかけの育児法や、月齢別の声のかけ方、遊び方などが紹介されています。

内容的にはとてもいい本です。

ただ欠点として、とにかくボリュームがあるということ。

ふだん本を読まない人にはかなりつらいです。

私は読書好きですがそれでも全部読むのは大変でした。

 

『0歳児とのあそびかた大全』

子どもが産まれても最初のうちって反応がよくわからないんですよね。

いないいないばあをしてみても、3・4か月くらいまではぜんぜん反応してくれなかったり、声かけていてもぼんやりとしていて聞こえているのかわからなかったり。

布団に寝かせておいていても、

「おとなしくしているからいっか」

となりがちですが、0歳の頃の成長は著しいので、少しでも子どものためになることをしてあげたいですね。

親子のコミュニケーションを取ることもお互いにとっていいことづくめです。

そこで、どれくらいの月齢でどんな遊びをするのがいいかわかる本が一冊あるととても助かります。

書店で売られている雑誌の中にもそういった特集がときどき組まれているので参考にしてみましょう。

 

『マンガでわかる怒らない子育て』

子育てをしていると、ついついいらっとしてしまうことがたくさんあります。

「怒るつもりじゃなかったのに怒ってしまった」

と自己嫌悪に陥ってしまうことも……。

育児中にいらいらしたときの対処法や考え方がこの本には書かれています。

できることなら、しかるときはきちんとしかりながらも、いつもは笑顔で子どもたちに接してあげたいですよね。

心構えとして、自分の中にこういった考えが入っていると、ちょっと自制して冷静に子どもと接するきっかけとなります。

ついでにいらいらする夫への対処法も書かれていますよ。

 

『1万2000人の子どもを見てきた園長が教えます! 失敗しない育児のスゴワザ51』

タイトルにひかれて購入した一冊です。

タイトルのとおり、園長として幼児教育にたずさわってきた育児のプロが、育児に関するスゴワザを紹介しています。

著者は、元々は徳島県の子育て情報誌で連載していた方みたいですね。

大好評につき、2冊目が出るほどの人気でした。

一つ一つのスゴワザはそこまで難しいものではないので、自分の家庭に合ったものをここから学べればと思います。

 

『幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て』

近年、注目の集まっている心理学であるアドラー心理学を取り入れた育児本になります。

アドラー心理学は、『嫌われる勇気』や『幸せになる勇気』が爆発的に売れていたので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

心理学って聞くと、なんだか難しそうと感じますが、この本はかなりかみ砕いて実践しやすいように説明しているので、学問と思わずふつうの育児本と思って手に取ってみてください。

『勇気づけの子育て』という言葉がとてもしっくりくる一冊でした。

 

パパにおすすめの本5選!

さて、出産・育児に携わるのは母親ばかりではありません。

父親のかかわりというのも非常に重要ですね。

でも父親になる人だって何をしていいかわからないですし、妻が母親への変化する中で戸惑うこともあると思います。

そんな父親に向けておすすめの本を紹介していきます。

『新しいパパの教科書』

父親向けの本として一番におすすめしたいのは断トツでこの本!

ファザーリングジャパンの『新しいパパの教科書』!

父親として考えなければいけないこと、あるべき姿、妻や子どもとの関わり方とたくさんの重要な内容が書かれています。

とりあえず、父親にはこの一冊があれば十分かなと思える内容です。

 

『出産・育児ママのトリセツ 〜「子どもができて妻が別人になりました」というあなたへ』

これも意外とおもしろい一冊でした。

それまで自分の妻だった女性が気づけば母親という顔を持つようになります。

いつも自分に目を向けていたのに今は子どもにばかり……。

そんなこと口には出せませんが寂しく思ったり戸惑ったりする男性もいるでしょう。

それだけではなく、これまでになくイライラしたり不安定になったりする妻を見て、

「いったいどうしたんだろう」

と思うことも。

なぜ妻がそんな状態になっているのかを分かりやすく教えてくれる一冊です。

また、母親向けの『パパのトリセツ』という本もありますよ。

 

 

『家族を笑顔にする パパ入門ガイド』

こちらもファザーリングジャパンから出ている一冊です。

上記した『新しいパパの教科書』よりも簡単に読みやすく書かれた内容になります。

とはいっても、内容が薄いというわけではなく、初めて父親になる人にはとても役立つことがたくさんです。

私はこちらの『家族を笑顔にする パパ入門ガイド』を読んだ後に、『新しいパパの教科書』を読みましたが、合わせて読めてより父親としての理解は深まった気がします。

『嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本』

この表紙が一時期、書店の棚にずらっと並んでいたのを見た人も多いことでしょう。

妊娠・出産をテーマにしたマンガ「コウノドリ」の主人公が描かれていますね。

このコウノドリの主人公にはモデルとなった産科医がいて、その人が書き下ろした旦那の妊娠中の妻への接し方について書かれた本です。

綾野剛さん主演でドラマ化されて原作も人気になりました。

私もその流れで気になって購入した一人です。

『ママにはなれないパパ』

著者で放送作家の鈴木おさむさん。

女性芸人・森三中の大島美幸さんの旦那様になります。

その鈴木おさむさんが第一子笑福(えふ)くんが産まれてからの3年間の子育てをつづったものになります。

父親目線の本というだけで共感できることが満載です。

このタイトルも『ママにはなれないパパ』……。

私も育児をしながらそう感じることがよくあります。

 

終わりに

24冊の出産・育児に関する本を紹介してきました。

本を読むのは苦手という人は、コミックエッセイから読んでみるのがいいと思います。

しっかり知識を着けたいという人はより専門的なものを。

 

10年たてば常識も変わると言われます。

出産や育児についても同様です。

親や祖父母が教えてくれることはとてもありがたいのですが、それが現在も通用することばかりではありません。

今では逆にそれはしてはいけないとされていることだってあります。

 

また、世の中にはたくさん苦労して子育てをしてきた先輩方がいます。

そうした人たちの体験を知るだけでも、自分の育児への自身へと変わっていきます。

正しく知識をつけて、かわいい我が子を、健康に笑顔で育てていけるように頑張っていきましょう。