家庭菜園

パクチーの育て方!家庭でできるプランター栽培の方法!

我が家は夫婦でパクチーが大好きです!

スープに入れても、そのまま食べても鍋にしてもなんでもおいしいのがパクチーですね。

しかし、スーパーでパクチーを購入するのは少し考えもの。

なぜならスーパーで購入すると、値段が高い!

そしてその割に風味が落ちてる!

という悲しい現実があるのです。

 

そこでもう家で育ててしまおうと思い、今は家庭菜園でパクチーを栽培しています。

ここでは、パクチー好きで家庭菜園をしようと考えている人に向けて、パクチーの育て方を紹介していきます。

パクチーの種まきは年に2回!

パクチーは年に2回栽培することができます。

春まきと秋まきです。

時期は、

春まき……3月~4月

秋まき……9月~10月

となっています。

春まきだと、パクチーの成長がとても早く、食べても食べてもにょきにょき伸びるのでとても幸せを感じられます。

ただ、暖かい時期なため、虫も発生しやすいです。

アブラムシ怖いです。

 

秋まきだと、春まきに比べると成長が緩やかなため、長くパクチーを楽しめます。

また、虫の発生も少ないので秋まきの方が安心感はあります。

しかし、パクチーは寒さに強いわけではないので、地域によっては難しいかもしれません。

パクチーの家庭菜園には大きく3つの方法がある

パクチーを家庭菜園で育てようと考えるとき、大きく3つの方法が考えられます。

〇畑を耕して育てる

〇ベランダでプランター栽培

〇室内で育てる

の3つです。

厳密に考えていけばもっともっと分類できるのでしょうが、まあ大枠ということで。

それぞれメリットもデメリットもあります。

畑を耕して育てる

広い庭があるもしくは、近くの貸農園を借りているという人なら畑で育ててもいいでしょう。

これができるなら一番いいなと思います。

そうしたらいつでも大量のパクチーが食べられますね!

肥料をまいたり、虫よけネットをつけたり、一度に大量に栽培するとなると畑で育てるやり方がやりやすいです。

ただ、普段からの手入れが大変ですし、初期投資に少しお金がかかってしまいます。

ベランダでプランター栽培

とはいえ、都心だと庭をもてない家庭がほとんどです。

うちも庭は猫の額のような小さなものしかありません。

 

そうなると、プランター栽培が中心になるかと思います。

お手軽さでいえば畑で作るよりこちらの方が簡単です。

プランターと土、じょうろがあればすぐにでも始められます。

ただ、虫対策がちょっと大変ですね。

網をかけるのが畑ほど簡単にはいかないので。

虫が嫌なら春まきよりも秋まきにする方がいいでしょう。

室内で育てる

3つ目の方法は室内で育てるというものです。

水耕栽培って知っていますか?

パクチーは土を使わないでも育てることができます。

ペットボトルを使った水耕栽培が人気で、

〇スポンジに切り込みを入れる

〇そこに種を植える

〇カットしたペットボトルに設置

〇週に1回程度水を交換

〇ときどき液体肥料をあげる

といった方法で育てます。

ただし、室内なので風通しが悪いこと、虫が発生する可能性もあること、日の当たる場所に置く必要があることなどに注意ですね。

我が家はプランター栽培!

私の家ではプランターでの栽培を行っています。

〇土地が狭いので畑は無理!

〇室内だと虫が怖い!

〇ちょうどバルコニーに空きスペースがある

といったことからバルコニーでのプランター栽培を始めました。

プランター栽培に必要なもの

プランター栽培をする上で必要なものです。

〇パクチーの種

〇プランター

〇土

〇肥料

〇じょうろ

〇スコップ

〇ハサミ(収穫用)

とりあえず上記のものがあればいいと思います。

これらのものはホームセンターに行くとだいたいそろうので、まずはホームセンターで見てみてください。

プランターもかなりいろんなデザインがあるので、好みのものを。

私は比較的シンプルな65cm幅のものを2つ購入して始めました。

下記のプランターですね。

近くにホームセンターがない場合、ネットで購入してもいいと思います。

ただ、値段は圧倒的にホームセンターの方が安いです!

このプランターもネットだと398円ですが、近所のビバホームでは200円でした。

特に土はホームセンターの方がネットの半額という商品もあります。

重たいものなので、労力を取るか、値段を取るかというところでしょうか。

車があるのであれば、少々面倒でもホームセンターで買った方がいいですよ。

 

唯一、ネットで購入したのははさみです。

下記のクラフトチョキです。

これについてはネットの方がわずかに安かったのでAmazonで購入しました。

はさみは収穫のときに使う用ということで購入しました。

じょうろもあまり値段の差はなかったので、ネットと比較しながら選ぶのもいいと思います。

プランター栽培の方法

最初の工程!種を水にひたす

道具が一通りそろったら、

「すぐにでも植えたい!」

と思うところですが、まずは下準備が必要です。

パクチーの種をそのまま植えても成長はしますが、少しでも成功させるために種を水に一晩浸します。

パクチーの種は、固いからに覆われていますが、これを割ると種が2つ入っています。

この外皮から出した状態で水に浸けます。

サイトによって、この時間はまちまちですが、私は半日くらいつけて使用することが多いです。

そうすると、種からにょきっと芽が出てくるので発芽しているのがわかります。

プランターと土を準備しておく

種を水に浸している間にプランターの準備をしておきましょう。

といっても、プランターに土を入れてならしておくだけです。

これもサイトによって、土と肥料の分配割合を教えてくれていますが、私はあまりそういった細かいことが得意ではありません。

最初から肥料の混ざったそのまま使える土を買って使用しています。

プランターのぎりぎりまで土を入れてしまうと、水をそそぐ許容量が減ってしまうので、少し余裕をもたせて準備してください。

何回か水をかけて状態を整えておくといいですよ。

 

プランターの下にしく石は鉢底石は、面倒でなければあった方がいいです。

水はけをよくしたり、土が流れ出るのを防ぐ意味があります。

私も最初は使わなかったのですが、けっこうプランターの底から土が流れ出てしまいます。

準備ができたら種をまこう!

プランターの準備ができて、水に浸した種もちょうどいいかなと感じたらようやく種をまく作業です。

プランターの深さ5cmくらいのところに種をまいていきます。

このときも、

〇2~3cm間隔で穴を空けて、一つの穴に種を複数まく

〇くぼみを一直線に作ってまんべんなく種をまく

という2つの方法があります。

私は上の穴を空けてまいていく方法を使っています。

これはどちらでもパクチーが成長するので好きな方でいいと思います。

まき終わったら上から優しく土をかけて水をあげましょう。

だいたい2週間~4週間で発芽します。

水は毎日きちんとあげる

水は毎日たっぷりとあげましょう。

あげすぎると根腐れをおこすという話もあるのですが、今のところ私はおこしたことがありません。

じょうろで全体的に土が湿るまであげています。

特に発芽するまではしっかりあげた方がいいですよ。

ある程度育ったら間引きましょう

毎日水をあげて、

「大きくなーれ」

と声をかけていると、芽が出てきたときは感動です!

そうして更に成長していってもなかなか間引きたくないものです。

しかし、あまり密集しすぎても全体の成長を止めてしまうので心を鬼にして間引きましょう。

成長したらパクチーを堪能しよう!

そこまでくればあとはパクチーを収穫して食べるだけです!

育てる前からどうやって食べようかと考えるだけで楽しいです。

春まきで育てたらまずはパクチーサラダですかね。

秋まきなら冬に近づきパクチー鍋が素敵です。

お店で購入したものとはまた違った美味しさを堪能しましょう!