仕事

「転職したい」と夫が言ったら妻が取りたい行動!不安は一緒に解消しよう。

「転職したいと思っているんだ」

急に夫がそんなことを言ってきたら!

当然のことながら誰だって驚きますよね。

驚いたあまりつい、

「いやいや何ばかなこと言ってるの?」

と言いたくなるところですが、そこはぐっと我慢!

ここで妻としての力量と大きな器を見せつけるときです!

夫が急に転職したいと言ってくるのには必ず理由があるはずですね。

そして、わざわざそんな言いづらいことを言う以上、それは悩んだ末のことかもしれません。

妻の行動としては一にも二にもまずは聞く!

夫が転職をしたいと言ったときに妻が取った方がよい行動を一緒に考えていきましょう。

Contents

夫が「転職したい」と言ったら

とにかく話を聞く!聞きまくる!

夫「実は転職したいと思っているんだ……」

妻「何バカなこと言ってるのよ」

夫「……」

なんてことが起きていたら大変です。

夫は言いたいことも言えないまま悶々と悩みを抱え込んでしまいます。

もし、夫が転職したいと言ってきたら、とにかく話を聞くこと!

ひとまず口をはさまずに聞く!

話しやすいように相槌を打ちながら聞く!

聞いて聞いて聞きまくる!

まずはそこからです。

夫が言っていることがもしかしたらまったく受け入れられないことかもしれません。

現実味がないなと感じるかもしれません。

それでもまずは何を思って転職をしたいと言い出したのかを聞いてあげてください。

転職をしたいと言うことは、夫にとっても大きな決断です。

一般的に、転職をする人が増えてきているとはいえ、長く会社に勤めて定年を迎えるという人の方が圧倒的に多い社会です。

ですので、きっと真剣な気持ちなんだなと思ってまずは聞くことに徹しましょう。

聞きながら夫の本意はどこか考える

あなたが聞こうとする姿勢でいてくれると、夫もなぜ転職を考えたのか、どうしたいのかを話してくれると思います。

「転職をしたい」

というときって大きく3つのパターンがあります。

1.仕事がつらすぎて弱音を吐いてしまっているとき

2.本気で転職をしたいと考えているとき

3.転職をした方がいいか迷っているとき

細かく見ていけばもっとたくさんあると思いますが、多くはこの3つに当てはまります。

1であればよほど仕事がつらくて精神的に参っているのだと思います。

まずは受容してどういう気持ちなのか聞き、共感してあげてください。

この場合、話を聞いてあげるだけでちょっと元気を取り戻して、

「でももうちょっと頑張ってみるよ」

となることもあります。

ただ、仕事に疲れているのは確かなのでしばらく注意して様子を見てあげてください。

2,3であれば、具体的にどうしたいのかという話が出てくると思います。

ここもしっかりと話を聞くことが大切です。

そうすると、夫の言っていることが現実的なのか、これからの生活に支障はないのかなどが見えてくると思います。

まずは夫の本意がどこにあるのかを知りましょう。

夫の気持ちに寄り添うことが大切

転職自体に反対するか賛成するかはまた別として、夫の気持ちに寄り添うことはとても大切です。

多くの人にとって転職を考えることって大きなことです。

それを家族に打ち明けること自体が大仕事なんですね。

ですので、まずは、

「そんなことを考えていたんだね、大変だったんだね」

「真剣にこれからのことを考えてくれているんだね」

と夫の気持ちに理解を示すといいなと思います。

夫の転職についての考えが現実的で問題がないなら、一緒に転職を考えていってもいいですよね。

もし、現実的にその転職は難しい、ちょっとこのままでは転職はだめではないかなという場合は、頭ごなしに反対するのではなく、なぜ反対なのかを丁寧に話しましょう。

賛成するなら妻としてしたいこと

できるだけリラックスできる環境を

さて、もし夫の転職を応援することになったら……。

あなたがまずした方がいいことは、家庭で夫がリラックスできる環境を作ってあげることです。

転職活動というのは、なかなか大変な活動です。

多くの人は仕事しながらの転職活動になります。

仕事をしながら空いた時間で転職活動をする。

これって肉体的にも精神的にもかなりつらいことです。

そんな中、家庭内でも、

「まだ転職先決まらないの?」

「早くいい転職先見つけてよね」

なんて言われていたら、もういやだー!って気持ちになってしまいますよね。

できるだけ転職へのプレッシャーは与えずに見守るという視点が重要です。

転職情報を一緒に調べる

夫の転職に賛成することにしました。

「じゃあ頑張っていい仕事探してね」

とあとは任せた!ってするのは家庭的にはあまりいいことではありません。

転職を主体となって行うのはもちろん夫ですが、それをサポートすることで転職活動もその後の家庭の雰囲気も大きく変わります。

あなたが夫と一緒に転職情報を集めたり、この企業はどうかと考えることで、

〇夫も「理解してもらえている」という気持ちが浮かぶ

〇一緒に頑張ることで感謝と家族の絆も深まる

〇現実味のない企業への転職は防げる

〇家計を見る側からの意見も伝えられる

〇あなた自身も転職の大変さを感じ取れる

と利点が多く考えられます。

一番は、家族なのだから一緒に頑張っているという気持ちが生まれることかなと私は思います。

転職活動はその数ヵ月で終わりですが、家族としての生活はその後まだ何十年も続きます。

この転職活動をどう過ごすかでその後の生活にもいい影響も悪い影響も与えるからです。

現実的な家計の話をしましょう

妻の立場としてこれだけは絶対しておきたいこと。

それは現実的な家計の話をすることです。

転職活動をどう行うのか、転職先がどんな企業なのかで収入は大きく変化します。

もし、仕事を辞めてから転職活動をするのであれば、その期間はかなり収入がない状態が続きますよね。

転職先によっては、給料が下がることもあります。

どこまでの範囲なら減っても大丈夫なのかって、いつも働いている夫では把握していないこともあります。

そこに具体的な数値を示してあげると、転職活動自体にもより真剣味が出てきますし、明確な基準が出来上がるので転職先探しも具体的になっていきます。

〇現在の家計の状況を再度把握する

〇具体的な数値として、家計の状況を夫に伝える

〇それを踏まえて転職活動をどう行うかを相談する

〇この機会に家計の無駄がないかも洗っておく

少なくとも3番目まではしておきましょう。

ただ、伝えるときも、

「いまこんな状況だからいいところに就職できないとだめだからね!!」

みたいな強い言い方だと反発心も生まれてしまうので、一緒に考えるという視点で伝えていけるといいですね。

また、この機会に家計の無駄がないかも洗っておけると素晴らしいです!

もし必要のない経費があったら、それを取り除いた分だけ家計には余裕ができますよね。

それだけでも、転職活動の大きな応援になります。

転職活動は家族みんなで取り組むもの

上記してきたように、転職活動は夫だけの問題ではありません。

家族みんなに関わることであり、家族みんなで取り組むものです。

大変な活動ではありますが、ここを乗り越えることで一回りも二回りも家族として大きくなることができます。

転職活動が始まると、夫は今の仕事と新しい仕事探しで必死です。

それをそっと支えてあげるのが内助の功というやつですね。

いい転職先が見つかれば、家族にとってもうれしいこと。

ここは踏ん張りどころだと思ってみんなで頑張っていきましょう。