出産・育児

妊娠中にやるべき・やっておきたい14のこと

妊娠中の過ごし方は人によって異なります。

出産予定日のぎりぎりまで働く人もいれば、すぐに産休にはいり自宅療養する人も。

多くの人は、つわりも終わり少し落ち着いてきたら、

「今のうちに何かやっておこう」

と考えるのではないでしょうか。

 

子どもが生まれると生活が一変します。

基本的には子ども中心の生活。

妊娠中はやりたいことをする最後のチャンスです!

また、やりたいこととは別にこの時期にやるべきこともあります。

 

やっておきたいこと、やるべきことなどを紹介しますので、ご自身の妊娠中の参考にしてもらえたら幸いです。

Contents

妊娠中にやっておきたいこと!

断捨離!

まずはやっておきたいことです。

私が一番にあげるのは断捨離です!

というのも、我が家はこれをやらなかったばかりに家に物が散乱しています……。

 

子どもが生まれ成長していくに連れて、ものすごい勢いで物が増えていきます。

ぱっと思いつくだけでも、

〇ベビーベッド

〇ベビーカー

〇ベビーサークル

〇子どもをあやすグッズ(メリーやバウンサー等)

〇ミルクグッズ(哺乳瓶や消毒道具等)

〇おもちゃ

〇子どもの衣類や収納箱

あたりが出てきます。

子どもの写真を撮ると部屋に飾りたくなりますし、保育園や幼稚園で何かを作るともう大事に取っておきたくなります。

本屋に行けば新しい絵本を買ってしまいますし、子どもの教育にこれがいいなんて言われるとそれもまたほしくなりますね。

そうしてあっという間に家は物のあふれる魔窟へと姿を変えていきます。

我が家はなんとかリビングは子どもの物だけでおさめていますが、ほかの部屋が物置状態になってしまいました(いまも継続中)。

これはもうメルカリで売るしかないと夫婦で検討中です。

 

これから荷物が増えるという以外に断捨離をしておくべき理由があります。

それは、こうした機会がないと本気で片付けようと思えない!ということ。

特に夫婦の片方が片付けるのが苦手な場合、勢いでやってしまうしかありません!

 

また、妊娠中となれば、それを免罪符として旦那にたくさん動いてもらうことも!

生まれてくる子どものためにも片付けたいと言えばきっと頑張ってくれるでしょう。

 

子どものいる新しい生活のためにまずは環境からです。

しっかり遊ぶ

しっかり遊ぶこと!

「妊娠中なのに遊びに行って大丈夫なの?」

と心配する人もいると思いますが、自分の体調と相談しながら無理のない範囲でなら遊ぶことも大切です。

もちろん激しい運動は避けた方がいいです。

でも病院でマタニティヨガが勧められているように軽めの運動やおさんぽは体にいい効果もあります。

旅行でもカラオケでも友人とのランチでも。

少し気分転換をすることで妊娠中の不安やストレスの軽減にもつながりますし、このときにしかできないことをやることをおすすめします。

2人の時間を大切にする

子どもが生まれると夫婦2人だけという時間はほとんどなくなります。

実感として、子どもが生まれると、夫と妻よりも父親と母親の比重が大きくなります。

それは当然のことです。

だからきっと、

「夫がかまってくれなくなった」

「妻が子どもの相手ばかりしている」

なんて思うことではないのでしょう。

 

とはいえ、やはりパートナーからはかまってほしくもなります。

その分を妊娠中の時期にたくさん味わっておくことをおすすめします!

子どもが生まれてからわかること、それは2人だけのまったりした時間がいかに貴重だったのか。

特にすごいことをする必要はないですが、ゆっくり寄り添ってお昼寝するだけでもとても幸せになります。

子連れではいけないところに行く

子どもが生まれるといける範囲がとても限定されます。

新生児はよく泣き、よく寝て、よくミルクを飲みます。

おむつも頻繁に変えなくてはいけません。

そんな小さな子どもに対応できているお店や施設は驚くほどに少ない!

 

大好きだった映画にもいけなくなります。

気軽に外食もできません。

旅行も入念な準備が必要になります。

 

子どもが生まれて1年間の間に行ったところといえば、

<子どもと一緒に行ったところ>

〇病院(子どもの検診などで)

〇近くのスーパー(抱っこひもで必死に!)

〇近くの子育て支援センター

〇互いの実家

〇友人の家(相手も小さな子どもあり)

〇保育園の見学

〇近くの公園

挙げてみるとあまりにも少なくてびっくりします!

基本的には近場であるか、子どもが泣いても大丈夫そうなところばかりですね。

友人と会う際もどちらかというと家に来てもらうケースが増えます。

 

もちろん、パートナーに子どもを任せて映画や食事に行くことは可能です。

でもやはり子どもの様子が気になって純粋に楽しむことはできないのです。

歯医者や美容院に行く

先ほどの内容ともかぶりますが、歯医者と美容院はお早めに。

特に治療が終わっていない歯があるなら妊娠中に治してしまいましょう。

「子どもが生まれてからでいいや」

と思っていると生まれたあとに歯医者に行く時間がいかにないか気づいて愕然とします!

そうこうしているうちに歯の状態がどんどん悪化していき、想定よりも大変なことにも。

 

美容院や歯医者以外にも時間がかかることは終わらせておくのが無難です。

マタニティフォトを撮る

これは賛否両論ありますが、興味があるならぜひ!

妊娠している今この瞬間というのは、過ぎ去ってしまえばもう戻ってきません。

個人的な記録としてもいいですし、将来子どもが少し大きくなってきたころに、

「〇〇ちゃんがおなかにいたときの写真だよ」

と見せてあげるのも楽しいと思います。

 

とはいえ、大きくなったおなかを肌をさらして撮るのはなかなか勇気がいりますね。

芸能人ならそれもいいかもしれませんが、一般人にはなかなか。

そんなときは服の上からでもいいと思います。

マタニティ用のゆったりした服で、毎月同じ構図で撮っていくと違いがわかって楽しいです。

妊娠中にやるべきこと

ここからは妊娠中にやるべきこと!

ということで、なるべく妊娠中に始めておくべきことを紹介していきます。

保育園探し

「保育園は生まれてからでいいんじゃないの?」

と思ったそこのあなた!

Eggs’n Thingsのパンケーキよりも甘いです!

 

保育園探しは妊娠中からすでに始まっています。

特に0歳から子どもを保育園に預けたいという人は早めに行動をしましょう。

一口に保育園といっても様々な種類もあれば、保育園によってしてくれることも、コンセプトも違います。

〇認可なのか無認可なのか

〇何に力を入れている保育園なのか

〇保護者会等はあるのか

〇入るための条件は何なのか

〇規模はどれくらいなのか

〇子どもの発熱などにも対応してくれるのか

〇延長保育はできるのか

といったことが保育園によって変わってきます。

 

我が家は1歳ころから通い始めましたが、近くの保育園は全滅。

認可で入れそうなところもありましたが、見学に行ってみるとちょっとここには預けづらいという保育園でした。

最終的に少し距離のある無認可の保育園に入り、先生方もいい方だったので不満はありませんが、私たちの動き出しが早ければまた違った結果になっていたと感じます。

 

かわいい我が子を預けるのであれば保育園はただ入ることができればいいだけではありません。

仕事の都合、家庭の事情で預けざるを得なくても、できれば少しでもよい環境を子どもには与えてあげたいです。

出産後は見学に行くにも子どもを置いていけませんし、保育園を探すにあたっても、いかに情報を持っているかが重要です。

保活なんて言葉が聞かれるようになるくらい、保育園探しも激化しています。

今はちょっと調べると様々情報が出てきますので、ネットでもいいですし、直接市役所等に話を聞きに行くのもありだと思います。

今後の計画を立てる

夫婦で今後の生活について簡単でもいいので話してみましょう。

家族計画!!といった気合の入ったものから、

「こんな風にできたらいいね」

といったぼんやりしたものでもかまいません。

夫婦で今後に向けて少しでも話しておくとイメージができてきて、お互い動きやすくなります。

 

たとえば、子どもは二人目以降も作るのかどうか。

一人なのか二人なのかで自分たちに必要なものって変わってきますよね。

子ども用のベビーベッドも二人目以降も使うなら、ちゃんとした長く使えるものがいいかなと思います。

逆に一人っ子でいいなら、メルカリ等で安く中古にしてもいいし、レンタルなんて手もあります。

子どもが生まれるのに合わせて車を買おうという家庭もあります。

一人っ子ならそこまで大きな車はなくても大丈夫ですが、二人目三人目となると、ミニバンクラスは欲しくなります。

 

また、実際に生まれてからは時間もないし、睡眠不足で頭もまわらず、先のことをゆっくり話す時間がなかなか取れません。

このタイミングで話したことがすべてを決めるわけではないので、気になる点だけでも相談することをおすすめします。

名前を決める

これは言われずとも考えますよね。

でも念のため大事なことなので書きました。

ほとんどのご家庭は、生まれる前に名前を決めていると思います。

命名用の本もたくさん書店に並んでいますし、そうしたものを参考にしながら考えていきましょう。

中には、

「生まれてきた子どもの顔を見てから決める!」

というご家庭もあります。

もちろんそれも一つの方法なのでいいと思います。

 

ただ、怖いのは、出生届は生まれてから14日以内に出さなければいけないということ!

14日って本当にあっという間なんです!

生まれて一週間くらいは病院にいる人が多いのではないでしょうか。

家もしくは実家に戻っても、日々の子どもの相手と睡眠不足でふらふら。

気づけば書類の提出期限なんてことも!

 

この名前にしようと生まれる前に決めても後から意見が変わるのもまたよくあることです。

そうしたときに、名前について事前に考えておけば、自然といまこのときにしっかりとくる名前が出てくるように思います。

地域の子育て支援サービスを調べる

子どもが生まれてからは頼れる存在が何より大切です。

夫婦が仲良くても、実家の支援があっても、母親の気持ちを完全に共感することは難しい。

でも、一人で抱えて頑張るのもやはり限界があります。

そうしたときに子育てを支援してくれる存在を知っていると少し気持ちが楽になります。

 

子育て支援は住んでいる地域によっても変わってくるので自分の周りの支援を探してみましょう。

参考までに私がよく利用していたのは、

〇電話相談

〇保育園の子育て支援センター

〇地区の子どもを遊ばせる施設

などがあります。

特に支援センターは、職員に相談に乗ってもらえますし、同じくらいの子どもを育てているお母さんもくるので一人にならずにすみます。

こういった場所でママ友を作る人もいます。

子育ては何をしていいかわからない手探り状態からなので、どんどん周りを頼っていきましょう。

病院探し

これも早めに目星をつけておきたい内容です。

子どもは割と頻繁に熱を出したり体調を崩したりします。

うちの娘も月に1回程度熱を出していたので、近くの小児科にはしょっちゅうお世話になっていました。

それ以外にも、予防接種も小さいうちは何種類もあるので、どこの病院を主とするかは大切なことです。

近くに複数の小児科があるのであれば、今は口コミでも情報は得られます。

開業日はいつなのか、夜間対応はあるのか等、知っているといざ子どもが体調を崩したときもあせらなくてすみます。

無理にしなくてもいいけどできたらいいなと思うこと

ママ友(パパ友)作り

ママ友(パパ友)がいると、子育ての不安や、夫への不満(ないに越したことはありませんが)を共有できます。

一人じゃないというだけでも、子育てに少し前向きになれます。

 

とはいえ、ママ友がいなくても正直そこまで困らないのも事実。

「私、ママ友いない!」

と焦る人もいますが、できたらいいなぁくらいの気持ちでいて、気の合う人がいれば連絡を取り合うくらいでいいかなと思います。

子どもが大きくなって保育園や幼稚園に入るようになれば、いやでも自然とできますしね。

内祝いなどの準備

これも余裕があれば考えておくくらいで。

子どもが生まれるとお祝いをいただきますが、そのお返しも考えなければいけなくなります。

でも正直子どもが生まれてすぐってそんなことを考えている余裕がありません。

夫がやってくれればいいですが、妻にまかせっきりの家庭もあるでしょう。

我が家はどうしたかというと、考えている余裕も時間もなかったので、カタログギフトでお茶を濁すという手段を使いました。

カタログギフトって便利でいいのですが、多様できないし、どうせならこちらからの気持ちも込めてきちんとしたお返しをしたかったなと反省しています。

体力づくり

妊娠中の体調もあるのでこれも余裕があればになります。

子育てはなかなか体力を使います。

妊娠中から毎日少しでも散歩をしていたり、筋トレをしたりしているだけで、産後の活動に大きく影響します。

というのも、出産前後はあまり活動ができず、出産してしばらくしても、外を出歩いたり、体力をつけるだけの余裕はありません。

暇があれば寝ていたい時期です。

子どもはもちろんこちらの体力を考慮して活動はしてくれませんよね。

ですので、妊娠中の頑張りが出産後の自分を支えることになります!

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

簡単ですが、出産、子育ての中で妊娠中のことを思い返しながら思ったことを紹介しました。

ここにあることはできるといいなと思うことを並べてきましたが、できなかったとしても問題はありません。

人それぞれ事情があるので、自分にこれは必要だなと思うものを選択して、できる範囲で行動できればと思います。

やりたいこと、やるべきこと、今しかできないこと様々ありますが、何より大事なのは自分とおなかの子どもの健康です。

無理のない範囲で元気に出産を迎えることを祈念しています。