子どもが小さいときは旅行に行くのも一苦労。
観光する場所もそうですが、やはり一番大事なのはどんなところに泊まるかです。
小さいお子さんを連れての旅行であれば、子ども用の設備の整った旅館やホテルがいいですね。
先日我が家も、2歳の子どもを連れて栃木県の鬼怒川温泉に行きました。
泊まったのは鬼怒川温泉ホテル。
このホテルは赤ちゃんルームやキディルームといった小さい子ども用の部屋が用意されています。
実際に泊まってみた感想や評価を紹介していきます。
鬼怒川温泉ホテルは「ウェルカムベビーのお宿」
「ウェルカムベビーのお宿」って聞いたことありますか?
これは子ども服などで有名なミキハウスが行っているプロジェクトの一つです。
ミキハウスの子育て総研が、赤ちゃんや子どもがいる子育て世代が安心して泊まれるホテル・旅館・温泉宿などの施設を認定。
子育て世代が旅行やレジャーを楽しめるように応援しようというものです。
こうした情報を提供してもらえるのってとても助かりますね。
ミキハウスのHPでは、旅館の検索もできて、どういったポイントでこの旅館を認定したのかの説明も見ることができます。
子どもがいると、大人よりも子どもが楽しめるかが重要な旅行。
私は楽天トラベルで予約しましたが、そこでも「ウェルカムベビーのお宿」ってところがしっかりアピールされていました。
私たちが泊まった「キディルーム」
鬼怒川温泉ホテルには、「赤ちゃんルーム」と「キディルーム」という2種類の小さな子ども用の部屋があります。
私たちが泊まったのは「キディルーム」。
赤ちゃんというよりはもう少し子どもが大きくなったらちょうどいい部屋です。
うちの子は泊まったのは2歳!
これくらいの年齢からなら「キディルーム」で正解です!
では、実際の中を「キディ―ルーム」を見てみましょう。
「キディルーム」のある階のエレベーターを降りると、さっそく大きな熊のぬいぐるみがお出迎えです。
「キディ―ルーム」ということで部屋番号のところも少しかわいらしい。
扉を開けると、さっそく壁にもかわいらしい絵があります。
ちょっと暗かったのでぶれてしまい残念。
部屋に入るふすまにも同じように。
中は、約10畳の和室で、床はマットの畳なのかな。
普通の畳よりも柔らかく子どもが転んでも大丈夫!
壁紙は見づらいですがゾウさんの絵柄とこれもかわいらしい。
子ども用の備品も充実していて、
〇バウンサー
〇バンボ
〇ベビーベッド
〇電子レンジ
〇電子ポット
〇哺乳瓶消毒セット
〇おもちゃ箱(ブロックやままごとセットなど)
〇絵本
〇お絵かき用の色鉛筆と紙
などいろいろと置いてあってかなり持っていくものが少なくて助かりました。
細かいところばっかり写真撮って全体像を取り忘れてしまい……。
お部屋に置いてあったお部屋の案内図はこんな感じです。
オムツ使い放題がありがたい!
「キディ―ルーム」の良かったところの一つ!
それはオムツが使い放題だということ!
これは「赤ちゃんルーム」も共通のようです。
事前に予約の際にサイズやテープかパンツかなどを指定できます。
私たちはメリーズのパンツタイプを使わせてもらいました。
いつもはもっと安いオムツ使っているので、メリーズのすばらしさを実感です!
オムツ用のゴミ箱もあるので、使ったものはそのまま置いて帰っていいのも助かります。
お風呂は大浴場か、貸し切り家族風呂か、部屋の浴室か
鬼怒川温泉ホテルには大浴場が2種類あります。
男性・女性で夜と朝で交代なので両方を楽しむことができます。
ただ、我が家の場合、走り回る2歳児を連れていくのはちょっと大変。
走って転んでけがするのが目に見えるようだったので、娘は部屋に備え付けの小さめの浴室でお風呂に入れました。
こうするご家庭も多いようで、部屋の浴室にも、ベビーソープとシャンプーが備え付けられています。
ピジョンのベビーソープだったので安心でした。
家族みんなでお風呂に入りたいのは、貸し切りの家族風呂もあります。
こちらは事前に予約する必要があるようですが、それも一つの思い出になるかなと思います。
食事はお子様ランチを予約
娘がまだ2歳だったので、大人と同じものはさすがに食べられない。
ということで、鬼怒川温泉ホテルでこれも事前予約がいりますが、お子様ランチを用意してもらいました。
お子様ランチには、お子様ランチ(大)3000円とお子様ランチ(小)2000円があります。
私たちはお子様ランチ(小)にしましたがこれがけっこうボリューミー。
主食はピラフ。
ハンバーグとエビフライとからあげにポテト、ポテトサラダに各種お野菜。
飲み物はリンゴジュースでした。
食後にはぜいたくなアイスクリームも!
娘にはまだアイスもチョコも食べさせたことがなく、本当は3歳になってからと思っていたのですが、出てきたので食べさせちゃいました。
親としては悩ましいところでしたが初めてのアイスに大喜びする娘を見れて満足です。
朝のお子様ランチ(小)は、ごはん(ふりかけ付き)、フレンチトースト、ソーセージ、卵焼き、コーンスープ。
デザートにヨーグルトとフルーツの盛り合わせでした。
チェックアウトはのんびりと11時
チェックアウトは11時!
これもありがたかったです。
鬼怒川温泉ホテルのほかの部屋は10時がチェックアウトですが、「赤ちゃんルーム」と「キディルーム」は11時となっています。
朝は子どもがいると準備でばたばたしますよね。
のんびりと支度をして出発できたのもポイントが高いです!
おわりに
簡単ですが、鬼怒川温泉ホテルの「キディルーム」でした。
小さいところをあげると、コンセントにカバーがしてあったり、障子が紙じゃなく破けにくい素材なところ、補助便座や踏み台が用意されてるところなど、配慮が行き届いています。
13時から19時ですが、子ども用のプレイルームもあるようです。
私たちは時間切れでみることができなくて残念でした。
泊まってみて思うのは、これなら第2子ができたらまた来てもいいなーということ。
普通の旅館やホテルに泊まるのとこうした子どもに対応したところに泊まるのとでは、親の疲労度が段違いだと感じます。
最近はこうした部屋も増えているので、小さい子連れで旅行に行くときは、子ども対応の部屋から探してみるのがおすすめです!