「義理チョコがパワハラに?」
そんな衝撃的な記事が、朝日新聞に掲載されていました。
毎年、バレンタインデーの時期になると、
「職場でチョコは配るべきか」
という悩みが発生します。
これは男性からも女性からも賛否両論ありますよね。
今年もバレンタインデーが近づいてきたと思っているときにこんな記事を見つけたので、今回はバレンタインデーとパワハラについて考えてみました。
義理チョコがパワハラってどういうこと?
朝日新聞の記事によると、大きくわけて2つのケースが紹介されていました。
それは、
〇義理チョコを強要すること
〇チョコを受け取ったときの対応
この2つによってパワハラの可能性があるといいます。
男性からしたら、
「なんでこれがパワハラ?」
と感じてしまうかもしれませんね。
義理チョコを強要すること
強要というと強い言葉に感じてしまいますが、男性社員の何気ない一言も受け取る側によっては強要になってしまいます。
例えば軽い気持ちでこんなことをいうケースがあります。
「もうすぐバレンタインデーだね」
「今年も楽しみにしてるよ」
特に考えることなくついこうした言葉を使ってしまいますよね。
いった相手が気心の知れた相手ならいいかもしれませんが、そうでなければこの言葉が、”強要”にあたってしまうかも。
チョコを受け取ったときの対応にもよる
チョコを受け取ったときの言動というのも場合によってはパワハラになってしまうそうです!
義理チョコを女性社員が善意でくれたのであれば、
「ありがとう!」
といって受け取る分にはなにも問題はありません。
むしろいい人間関係が築けている証拠ですね。
でも、受け取ったときに、
「義理チョコだろうけどもらってあげるよ」
なんていったらパワハラになるようです。
そもそもこんな返し方をする人にはあげたくないですけどね。
義理チョコは日本の文化
バレンタインデーの義理チョコを禁止したとある企業は海外出身の人材が多いそうです。
海外では日本のように義理チョコという文化がないんですね。
そのため、こうした文化に違和感を感じることも。
そうした社員の負担を減らすためにも義理チョコは禁止したとのことでした。
私の職場は申し合わせで義理チョコ禁止!
女性社員の間で申し合わせをした!
私の職場では女性社員の間で申し合わせた上で義理チョコはあげないことになっています。
それまでは毎年どうしたらいいか頭を悩ませていたみたいですね。
義理チョコをあげるにしても、周りとあまりにも違ったものはあげづらい。
金額も差が出ない方がいい。
そうしたけん制の仕合いもちょっと疲れてしまいます。
どうしてもお世話になっていてあげたい場合は、周りの人が見ていないところでこっそりと渡すことにしています。
義理チョコ禁止の理由
やはり女性社員の負担が大きいことが一番にあげられます。
〇何を買えばいいのか悩む
〇同僚、上司によって差をつけるべき?
〇金額だってばかにならない
〇ほかの女性社員とのかねあいを考えないといけない
〇みんなでする場合、集金が大変
〇一人だけ参加しないとハブられてしまう
〇考えること自体がストレス
少し考えるだけでもこんなにデメリットが存在します。
もらえれば男性社員は嬉しいかもしれませんが、それ以上に弊害の方が大きいんですよね。
最近は、男性側も、
「お返しを考えるのが大変」
「無理して義理チョコを準備してもらうのが申し訳ない」
と考える人も増えているのでうちの職場はなくして正解であったと思います。
おわりに
こうした記事を書いていますが、義理チョコ自体が悪いと思っているわけではありません。
個人的にお世話になっている方に送るのはとても素敵なことだと思います。
部署全体で、そこの男性社員にプレゼントするのも、場の雰囲気をよくする効果はあります。
ただそれはあくまで自主的に行われているかどうかですよね。
こうしたイベントは楽しめるからこそいいものです。
バレンタインデーもどうせなら笑顔で過ごせる一日にしていきたいです。