「仕事を辞めたい!でも辞めさせてくれない」
「上司に説得されて続けることになった」
「いま辞めたら迷惑がかかるって言われた」
仕事を辞めたいのにこうしていつまでも仕事を続けさせられてしまうことってよくあります。
理想をいうのであれば、きちんと早くに退職について相談して、引継ぎ期間も設けて、円満に辞めるのがいいですね。
でもそうできる職場ばかりではありません。
そんなときは、躊躇することなく退職代行サービスを使ってください!
よく退職代行サービスは迷惑だとか、失礼なんて声も聞きますが、
「何を馬鹿なことを言っている!!」
と言いたくて仕方ありません。
辞めさせてくれない職場の方が圧倒的に悪いのに本末転倒な意見です。
退職代行サービスは使ってよい!
退職代行サービスに躊躇する3つの理由
仕事を辞めたい!
「でも退職代行サービスの利用はちょっと……」
という人も中にはいると思います。
出来ることなら自分で退職を告げて、円満に会社を辞めたいところです。
もちろんそれができるならそちらの方がいいと私も思います。
退職代行サービスは、どちらかというとそれが難しい人のためにある仕事ですもんね。
退職代行を使うことを躊躇する人にはこんな理由がみられます。
会社に迷惑をかけてしまう
「退職代行なんて会社に迷惑をかけてしまうのでは……」
という考えの人は結構います。
それは迷惑をかけます。
もちろん迷惑はかかってしまいます。
正規の手続きではないですし、急にいなくなるし、引継ぎの時間もありません。
上記したように、ふつうに退職を願い出て受理されるのであればそれに越したことはありません。
ただ、退職代行を使おうかと迷っている時点で、もうその段階は過ぎています。
多くのケースでは、会社側が退職申請を拒否している場合ですね。
でも、あなた自身が退職の意向を出しているのに辞めさせてくれないという時点で、すでに会社側が問題行動を取っているわけです。
あんたが正規のやり方で辞めようとしているところでそうした対応をしている以上、仕方がない部分はあります。
それでも気になるのであれば、退職代行サービス経由で、仕事の引継書を渡してもらうというのも一つの手段ですね。
自分で言わないなんて無責任ではないか
退職代行サービスに任せて、自分で辞める努力をしないなんて無責任ではないか。
そんな声もあります。
いやいや、私に言わせると十二分に責任は果たしていると思います。
そもそも、退職の意向を示した社員を無理矢理残して仕事をさせようとすることは問題があります。
法律上も、退職の2か月前に退職したいと申し出ればいいことになっています。
会社によっては、3か月前には申請してほしいといった場合もありますが、そうした義務は果たしているのであれば、それ以上とやかく言われる筋合いはありません。
たとえば、仕事の引継ぎをちゃんとしてほしいとか、取引先への連絡もしておいてほしい、やりかけの案件があるといった場合もあると思います。
それだって、退職の意向を示したときに、どういう風に処理していくかを相談できればすべて片付いて退職できる問題です。
会社側がその機会を手放した以上、あなたには責任はありません。
退職代行サービスって大丈夫なのか心配
退職代行サービスに対して不安を持って利用ができないという人もいます。
たしかに稀に、退職代行サービスを利用してトラブルになったケースも存在します。
ただそれらの多くは、悪質な退職代行サービスだった場合になります。
一般的に、退職代行サービスって3万円~5万円くらいの価格になります。
その中で退職の意向を伝えてくれて、荷物の回収や書類を書いてもらったり、退職までの給料を支払ってもらったりという業務を行ってくれます。
でも、たまにすごく安い1万円台をうたっている退職代行サービスなんてものもあります。
ここまで相場から離れているとちょっと危険です。
また、弁護士がいる会社なのかというのも気をつけてみておきたいポイントです。
弁護士が所属していない場合、そもそも交渉ができないため、退職しますと伝えるだけ、なんてことにもなりかねません。
【退職代行のNEXT】や【退職代行jobs】のように有名かつ弁護士がいることを前面に出している会社の方が安心できると思います。
また、退職代行サービスを利用する上では、『日本退職代行協会』という団体もあります。
『日本退職代行協会』では、協会に認定されている会社によるトラブルは今のところ発生していないとされています。
といっても、まだ登録されている会社が少ないんですけどね。
こうしたところから探してみるというのも一つの手段です。
やっぱり大切なのは自分の人生!
「迷惑がかかるかも……」
「無責任じゃないか……」
「円満な退職をしたい……」
といった想いはあるかと思います。
それでも一番大切なのはあなた自身の人生です。
今の会社にそのままいて幸せになれるのか。
退職するために奮闘して疲弊することが自分のためになるのか。
これから長い人生において、もしかしたらすごく重要な決断を迫れているのかもしれません。
会社のこととか、同僚のこととか気になることってたくさんあると思います。
それでも一番大切なのはあなたのことです。
たとえ会社のために残ったとしても、会社はそこまであなたのことを考えてはくれません。
別の記事でも書きましたが、私の弟もブラック企業で働き、なかなか辞めさせてもらえずに、辞めた後もそこから復帰するまでに時間がかかってしまいました。
幸いにも今では順調に回復してふつうに仕事も生活も送っています。
でも、もしもっと早くに退職ができたなら、もっともっと早くから新しい人生をスタートできていたのではないかと考えてしまいます。
退職というのは人生においても大きなできごとです。
だからこそ、周囲のことよりもあなた自身のことを考えて決断できるといいなと思います。