私の職場にはたくさんの変な同僚がおります。
その中から、先日は、これまでに出会った困った後輩たちを紹介してきました。
今回は、”うちの職場の困った先輩たち”を紹介していきます。
もうね、うちの業界変な人が多すぎて困っています。
このままここにいると自分もその仲間入りをしてしまいそうで怖いですね。
年数を重ねている分、いい人はとても大人で素敵ですが、良くも悪くも癖が凄い人がたくさんです。
昔はこうだったと主張する先輩
まずはジャブがわりにどこにでもいる先輩から。
仕事のやり方って、時代の変化とともに変わっていきます。
うちの職場もそうですね。
私が働きだした当初と今では、たった十数年の間に多くのことが変わりました。
でも中には、その変化についていけない人もいます。
先輩Aもその一人です。
やり方が変わった仕事に対しても、
「いやこれはこうやるんだ!」
と主張して改めようとしません。
私たちが、
「Aさん、こないだこれはこうするって決まったじゃないですか」
と説明をしても、
「それがおかしい。昔からこれはこうするって決まってるんだ!」
と聞く耳をもってくれません。
そうねー、昔はそうでしたねー、でも今はもうその頃じゃないんですよ……と。
最終的には、上司が現れて先輩Aに、
「こうしなさい!」
と命令して終わるのですが、こうしたことが1回、2回ではないので困っています。
飲み会の席などで、
「あの頃は~」
と昔を懐かしむのであれば構いませんが、仕事に影響するのは困りますね。
仕事をしたくない先輩
とりあえず仕事しろって感じの先輩です。
基本的に能力は高い先輩なのですが、あまり仕事をしたがりません。
めんどうな仕事は極力自分ではやらないで、ほかの人に回します。
口ぐせは、
「おれやだよ、やんないよ!」
「あとはよろしく!」
「さあ帰ろう!」
の三つ。
とにかくそれは自分の仕事ではないといって、動かない、働かない。
でも帰ろうといいながらなかなか帰らないで、毎日何回も周囲に、そろそろ自分帰っちゃうよアピールをしています。
なんかさみしいのかなぁ。
そんな先輩Bですが、いいところは持っていくんです。
ここぞという場面だけ出てきて、
「仕事しましたよ!」
という雰囲気を出し、ときにはそれで表彰されることもあるんです。
力の入れる場所をわかっているんですね、幹部に対するアピールは上手です。
でもそんなことだから、周囲にいる同僚はとても迷惑。
頼むから仕事してくれ!
仕事より趣味のために生きる先輩
趣味を大切にしている人ってけっこういます。
私も暇さえあれば本を読んでますし、山にも海にも行きたいです。
さあそんな中でも特に趣味が命の先輩C。
完全に仕事よりも趣味に生きています。
社員寮に住んでいるので、いつも休日になると車がありません。
仕事も定時になると、明らかに部署全体がまだ仕事が残っていて帰れない雰囲気なのに、いつの間にかいなくなっています。
じゃあ先輩Cは何をしているのかというと、テニスです!
勤務時間中も、頭の中はテニスのことでいっぱい!
気づいたら目を閉じて、夜のテニスに備えて体力を温存する先輩C。
スマホ使用が禁止の勤務時間帯に、こそこそとスマホを持ってトイレに入る先輩C。
どうも、テニスコートの予約をしたり、サークルメンバーと連絡を取り合っているようです。
こんな先輩Cだけど能力は高いんですよね。
これでちゃんと仕事をすればすごい人なのにとてももったいないです。
ケーキを買わせる先輩
私は直接言われたことはありませんが、何人かの後輩が被害にあいました。
ケーキを買わせる先輩です!
先輩Dは、自分の誕生日の近くになると、
「あーあと何日で〇〇歳だよ」
と誕生日アピールを始めます。
後輩である我々は、
「おめでとうございます!」
「全然見えませんねー。元気ですよね」
と祝いの言葉を伝えます。
先輩Dもまんざらでもない様子で機嫌よくしているのですが、新人もしくは若い社員に、
「ケーキくらい準備してくれよ」
と冗談交じりに言います。
その場は、
「何言ってるんですかー」
「もちろんですよー」
などと笑いながら終わるのですが、でもこれが冗談じゃないんですよね。
その場が流れた後も、その後輩に、同じことを言ったり、どんなケーキが好きかを伝えたり、この時間帯は受け取れると話したり。
後輩も、そんなに何度も言われると、
「これはマジなやつだ!」
と思い、当日ケーキを買ってくるという流れです。
でも先輩Dに言わせると、買わせたんじゃなくて、後輩がお祝いに買ってきてくれたんだ!となっているみたいです。
まあ一種のパワハラと言われてもおかしくない行動です。
結局、そういったもろもろが上司にばれて指導されていました。
トイレットペーパー先輩
職場には当たり前ですがトイレがありますね。
トイレットペーパーってどうしていますか?
きっと職場で購入して係が補充していると思います。
私の職場でも、物品を管理する課が購入補充をしています。
しかし、あるときから異様にトイレットペーパーの減りが早くなったそうです。
そう、先輩Eが転勤をしてきてからです。
どうもその先輩Eはトイレットペーパーをこっそり持って帰っているようでした。
勤務が始まる朝の時間帯……。
まだ社員があまり出勤していない時間帯にその先輩Eは現れます。
背中にはちょっと古ぼけたリュックサック……。
更衣室を通り過ぎ、リュックサックを背負ったまま、トイレの中へ。
そしてしばらくしてトイレを出てそのまま更衣室へと向かうのが日課です。
さあほかの社員が出勤してトイレを使おうと思うと、トイレットペーパーがない!!
最初はみんな気づきませんでしたが、こういうことが続くうちに、明らかに先輩Eが盗んでいるんだろうという雰囲気になります。
でも証拠がないのでなかなか誰も注意もできず。
限りなくグレーだけど黒ではないというやつです。
被害はそれだけではありません。
・ほかの社員のコーヒーがごっそりなくなる
・ビニール袋がごっそりなくなる
・水道の蛇口が全開のまま放置される
・ほかの社員の机が開けられた形跡がある
最終的には、自分のものではないパンをポケットに突っ込んでいるところを発見されて厳重注意を受けることになりました。
それもあってか、その年の終りに転勤となり、うちの職場の平和は守られました。
でも、転勤先は大丈夫かな、同じことをやっていないことを願います。
お金を払わない先輩
飲み会の席のことです。
一通りみんな楽しんでいざお会計。
うちの職場は先輩も後輩も基本的には割り勘です。
「一人4000円でお願いします!」
となったときに、
「悪い。ちょっと今日金がないからまた後で払うわ」
こう発言するのが先輩Fです。
まぁそんなに珍しい光景ではないですよね。
ときどき財布のお金が足りないということはあります。
でも先輩はいつまでたっても払ってくれません。
後輩が、
「飲み会のお金を……」
と言いに行くと、
「もうちょっと待って」
と言いながらいつもまでも先延ばし。
そしてまた別の飲み会で同じことをします。
この先輩F、上司や自分よりも上の先輩がいるときにはやりません。
ちゃんとお金を払うんです。
払わないのは決まって後輩とのときだけです。
これは確信犯ですね。
結局、このことが上司にバレて全額一括支払いをさせられていましたが、私はその後もこの人との飲み会は避けるようにしています。
終わりに
私の職場の変わった困った先輩たちを紹介してきました。
みなさんの職場にも似たような人がいたりしないでしょうか。
「うちにもいるわー!」
と共感してもらえると嬉しいです。
こういう先輩方って多くがけっこう年配の方なんですよね。
だから悲しいことにここから改善されることはあまりないと思ったほうがいいでしょう。
こんな先輩達ともうまく付き合える方法を考えましょう。
そして、自分たちがこうした先輩のようになってしまわないように、反面教師として受け止めていかねばです。
こんな先輩になってはダメ、絶対!