子どもの習い事には数多くの種類があります。
ピアノ、水泳、体操、英語教室、そろばん、バレエ、ダンス、サッカー、野球などなど。
挙げていけばきりがないほど、多種多様になってきました。
いったい何を子どもにさせればいいか悩みますよね。
我が家でも、夫婦で習い事を巡って議論が湧き上がったものです。
私の経験上、もし絶対にこれはしたほうがいい!というものをあげるなら、私は断然、水泳を選びます。
それも三歳とか四歳くらいからささっと習わせておくのがベスト!
水泳を習い事として選んでおきたいその理由を考えていきましょう。
水泳ほど将来役に立つ習い事はない!
役に立たない習い事ってないと思うんですよ。
なにを始めたって、それは子どものためになる。
だから、実際のところ、子どもがやりたいと言ったものをさせてあげるのがいいとは思います。
その中でも水泳はすこぶるよい!
水に触れることのない人生ってほぼないんです。
小学校では必ず水泳の授業がありますし、地域によっては中学校や高校でも。
大きくなれば友達同士でプールや海に行くこともありますよね。
そんなときに泳げないと選択の幅が著しく減ってしまいます。
泳げないってことによるリスクがとても多いわけです。
私が小学校のころであれば、しっかり泳ぎを教えてくれましたが、いまは時間も削減され、学校のプールは遊びになっているとの話も聞きます。
なにもしなければ子どもはいつまでたっても泳げるようになれないのです。
体作りに最適。
水泳は身体づくりに最適!
もちろん、体動かす習い事ならなんだって大切ですけどね。
水泳は、全身運動になるため、体のいたるところを動かすのでとてもいい。
肩とかぐりぐり回しますよね。
吸って吐いてを繰り返すから、肺活量だって上がっていく。
その上、水の中だから怪我のリスクがほかの運動系の習い事に比べたら低い!
とても始めやすい習い事でもあります。
よく風邪を引いていた子どもが水泳を始めたら、まったく引かない健康体になったって話もあります。
プロのスポーツ選手の話を聞いていても、水泳をやっている人ってすごく多いんですよね。
体の使う部分がスポーツによって違うため、一つのスポーツでは鍛えにくい部分が、しっかりと育つのだと思います。
比較的初期に習い事が完了する。
私は小学三年生から小学五年生ころまで水泳には通っていました。
一通り、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの四種目は泳げるようになり、タイム的にも、小学校や中学校では上位に入るくらいに速かったかなと。
およそ三年通ったことになります。
ただ、私のころと違って、いまは小学生でも塾に通い出す時代です。
友達と遊びたくても、
「〇〇ちゃんは木曜日は習い事だから遊べない」
なんて、子どもが言う時代です。
割とやらせたいこと、やらないとついていけないものが多いんですよ。
そうであるならば、終わらせられるものは早めに終わらせておきたい。
水泳をどこまでやるのかって問題はあると思います。
本格的に続ける人以外は、クロール、平泳ぎ、背泳ぎあたりができればそれで十分。
そこまでだったら、4歳くらいから始めても、小学校低学年のうちにだいたい泳げるようになります。
そこで切り上げて、水泳を辞めて、その時間をほかのことに当てることができます。
つまり、早期に始めて、さっさと習得して、辞める。
それが先々を考えると賢い習い事のやり方かなって感じます。
同時期に始める子どもが多くてよい。
やはり、習い事を継続するには、一緒に始める友達がいるというのは大きい。
3歳、4歳くらいで習い事を始めるときに、選択肢の一つに水泳は挙がってくることが多いんですよね。
そして、実際に水泳を習う場所って、そこまでたくさんあるわけでもない。
地域に一つか二つといったところです。
そうなると、自然と幼稚園の保護者同士で、一緒になって同じ場所の同じ時間帯に習わせることにもなります。
水泳自体を楽しめていればあまり関係ないかもしれないのですが、私が水泳をしていたときは、一緒に行く友達がいたからさぼらずに参加していました。
友達に負けたくなくて、一生懸命練習したし、そのおかげで上達も早かったと思います。
ちょっと特殊な習い事だと、仲間も少ないし、子ども自身のモチベーションを保っていくのがなかなか大変なんですよね。
おわりに
習い事として水泳がおすすめの理由を四つ挙げてきました。
習い事をするのが一つだけと限定するなら、そこを必ず水泳に!とは言いません。
その家庭や、その子どもにとって大事なものはそれぞれだと思いますので。
ただ、複数習い事をするのであれば、まずは水泳はその中に入れるといいですよ。
習い事は楽しめることも重要ですし、将来に向けて力をつけることができるものだといいなと感じています。