山口県にある城というと、岩国城が有名だと思います。
御城印でいうなら、かつて萩市に建っていた萩城もありますね。
いまも、萩城址と白い漆喰の街並みが観光地となっています。
さて、今回紹介するのは、それらよりも知名度こそ下がりますが、山口県民ならそこそこ知っているのでは?
『高嶺城』と『大内氏館』です。
この二つが発売されているのは山口市内の二か所。
湯田温泉という温泉街がずらっと立ち並ぶ場所から少し行ったところにあります。
このあたりは我が地元でもあるので、購入しに行くときはとても懐かしい気持ちになりました。
高嶺城と大内氏館とは
大内氏館は大内氏24代当主の大内弘世が、山口を本拠と定め築いた居館のこと。
当時、京都を模した山口の街に城は似つかわしくないとして、城じゃなくて館にしたそうです。
山口県ってあまり目立ちはしませんが、小京都って言葉がよく出てくるんですよね。
実際に京都と山口だと規模が違うので、もっと年数があれば近づいていたのかもしれませんね。
とはいえ、当主を守るのに、館とその周辺だけというわけにもいきません。
そのため、詰の城として背後に高嶺城が存在します。
ちなみに高嶺城は、続日本100名城のNo.174に選出されています。
御城印の設置場所 おすすめは「山口市歴史民俗資料館」。
『高嶺城』と『大内氏館』の設置場所は二か所。
「大路ロビー」と「山口市歴史民俗資料館」です!
大路ロビーは簡単に言ってしまえば、観光案内所ですね。
休憩所もかねていて、御城印の販売もしています。
山口市歴史民俗資料館は、山口県庁の近くで、山口県山口市春日町5番1号にあります。
その名前の通り、山口市にまつわる資料館となっています。
入館料は現時点で110円と安いので、山口に来たついでと思って覗いても損はないかなっと。
さて、大路ロビーと山口市歴史民俗資料館ですが、御城印を買いに行くのであれば、山口市歴史民俗資料館の方がおすすめです。
なぜかというと、単純に駐車場がちゃんとあるから!
大路ロビーって、道の一角にあるので、どこに車を停めるのかという問題があります。
その周辺を歩いて観光するならまあ行ってもいいのかなと思いますが、なにせ山口県って観光地一つ一つの距離が遠い。
車なしで観光するのってなかなか大変なんです。
山口市に宿泊する場合、湯田温泉の一角になると思います。
そこからならどちらも歩いて行けなくはないけど、どっちもけっこう距離はあります。
歩くにしても、たぶん山口市民俗資料館の方が多少近いのじゃないかなって思います。
おわりに
「大内氏館」や「高嶺城」の御城印を手に入れるなら、山口市に宿泊したタイミングで行くのがベストかな。
山口市内を観光だけするってのはちょっと物足りないし、でも、ほかの観光地に行くついでに御城印だけを手に入れるには、ほかの観光地との距離的にも効率的ではないと。
こんなこと言いつつも、いいところなんですよ、山口市も湯田温泉も。
でっかい白いキツネに見守られつつ足湯に入れるし。
それにしても、ものの次いでといった感じはするので、直接、御城印を目当てに来るなら、湯田温泉も堪能してください。
かなりいいお宿と食事と温泉がありますよ。
名物女将で有名な常盤とか、昔からある松政とか、おすすめです。