育児本

『パパ入門ガイド』 父親になる人の悩みに解決の糸口が

『パパ入門ガイド』 NPO法人ファザーリングジャパン

 

妻の出産が近づき、そわそわすると、ついつい育児本に手が伸びます。

 

 

今回読んだのは、ファザーリングジャパンが著者として出版した『パパ入門ガイド』

 

パパの役割や、パパになるための基礎知識、仕事との両立など、パパになる人必見の一冊です。

目次は以下のようになっています。

 

はじめに

パパにしかできない役割がある!

チームで子育てをしよう

パパになるための基礎知識

パパになるための基本スキル

パパ遊び

パパと仕事の両立テクニック

 

 

もう、この目次を見ただけで、新米パパには必要な内容がごっそり載っていることがわかりますよね。

 

「はじめに」の中で、

 

この本では「笑っている父親になるための極意」を伝えたいと思います

 

とあります。

 

ぜひその極意を伝授してほしい!

 

そんな気持ちですでに3回読み返してしまいました。

実際にこの本を読むまでは知らなかったこともたくさんあったのでとても助かっています。

 

 

本当にためになることが多かったので一つだけ紹介していきます。

 

 

 

パパの育児の楽しさも大変さもこの本には書かれています。

 

母親がなるマタニティーブルーという言葉はよく耳にしたことがありました。

 

いまは、パパニティーブルーという言葉もあるそうです!

 

「そんなのあるの!?」

とびっくりしましたが、先にパパになった友人の、けっこうしんどそうな姿を見ているとそういうこともあるのかという気持ちにもなります。

 

産後のママと同様に、子育てで気分が落ち込んだり、体調の悪さが続いたりすることがあり、それをパパニティーブルーというそうです。

 

原因として考えられるものとして、

それまでの夫婦二人の生活から赤ちゃん中心の生活へと変わったことへの戸惑い

妊娠中から心の準備をしているママに比べて、ある意味突然親になるため動揺が大きいこと

仕事も頑張りたいけど子育ても頑張らないと!とすべてをやろうとすること

が挙げられるそうです。

 

そうしたときの対策としては、

ママの妊娠中から両親学級などに通って知識を蓄えること

先輩パパと情報を共有し、産まれてからの生活をイメージすること

優先順位を考えながら諦めるところは諦めて、ママと協力しあうこと

とありました。

 

何も知らないまま、何もイメージできていないまま子どもが産まれると、確かにそういった恐れというのは十分考えられます。

ある程度、こうやって本を読んだり調べたりしていても不安だらけですからね。

 

子育ては一生懸命やりたいけれど、無理になっては意味がないなと感じます。

一人で抱え込まず、妻と協力したり、先輩パパたちに相談したりすることが本当に大事なんだろうなと思います。

 

せっかくの子育てなら大変なことも一緒に乗り切って、笑っていたいですよね。

よく食べ、よく寝て、大変なこともしんどいことも、のちのち喜びに変えていけるようにしようと改めて決意できました。

『パパ入門ガイド』のAmazonページへ