仕事

職場で信頼される人になるためには?信頼されるための5つの方法

仕事をしていて、こんなことを思ったことはありませんか?

〇後輩が私よりもその人に言われたときの方が素直に聞く

〇上司に新しい提案をしたとき、その先輩が言うとすんなり通る

〇取引先の人が、私よりも先輩に会ったときの方が笑顔である

私はこういう経験をしたことが何度もあります。

ちょっとジェラシーを感じますよね。

「どうしてあの人がするとうまくいくのだろうか」と。

逆に、私自身も、

「〇〇先輩に言われたら素直に聞けるんだけどな」

と思ったこともあります。

では、私とその先輩とでは何が違ったのか。

 

それは相手からの信頼です。

 

仕事をする上で、なくてはならないものがこの信頼です。

信頼をされていると、意見をしたときに周りが聞いてくれます。

困っているときも手助けをしてくれます。

周囲の環境が良くなり、より仕事がしやすくなります。

では、信頼される人とはどんな人なのでしょうか。

信頼をされる人ってどんな人?

信頼される人とはどのような人でしょうか。

私が尊敬する周りの人を思い浮かべたときに感じることを並べていきます。

行動をする人

どんなに立派なことを言っていても、行動が伴っていない人は信頼されません。

やはり何においても行動しているかどうかが基本になります。

中にはとても口下手な先輩もいますが、黙々と仕事をする姿というのはかっこよく見えたりしませんか?

まずはやるべきことをしっかりとやる!

面倒なことも他人任せにしない!

何も気の利いたことが言えなくても、行動で示して信頼を勝ち取っている人もいます。

 

話すのが上手でコミュニケーションが得意な人でも、面倒な仕事を後輩に押しつけるようでは、

「この先輩なんか信頼できないな」

と思ってしまいますよね。

自分が行動する後ろ姿で周りの信頼を勝ち取る!

これほどかっこいいことはありませんね。

周囲への配慮がある人

仕事は個人で行うこともありますが、チームプレイであることの方が多いと思います。

自分のことだけでなく、周りのことが見えている人は頼りになりますね。

 

そういう人は、悩んでいる人、迷っている人を見つけるのがとても上手です。

仕事で落ち込んでいるときに、すっと近寄ってきて、

「大丈夫か」

と声をかけてくれます。

仕事が立て込んでいて大変なときにも、いつの間にか、

「一緒にやるよ」

と手を貸してくれたり、アドバイスをくれたりします。

調整が上手な人

これも配慮がある人に近いですが、集団で仕事をしているとどうしても意見の対立がでてきます。

職場の中で派閥ができてしまうと非常に仕事がしづらくなります。

そんなときに、どちらの意見もうまくまとめることができる人がいるんですね。

 

調整をするというのは、とても面倒なことですし、下手をするとどちらからも恨まれます。

そんな中でも、自分の意見を持ちながらも、お互いの意見を尊重して調整していける人は一目置かれています。

職場の潤滑油のような人ですね。

そういった人がいないと組織というものはうまく回っていかないものです。

だからこそ、そういうことに意識が向いて、進んでその役を担っている人は信頼ができます。

逆に対立派閥とは協力できない!なんていっている人はほんと辞めてくれって思ってしまいます。

仕事ができる人

これは当然と言えば当然ですが、とても重要なことです。

仕事ができる人ってそれだけで信頼ができるし、かっこよくも見えます。

そして仕事ができる以上、仕事のことを良く知っていて、何を聞いてもぱっと答えられる。

そんな人がいたら、とても頼りになりますね。

自分の傍にはそんな人がいつもいてほしい!

そして、仕事ができる人は、その分の努力をしています!

一見、平然と仕事をしているその裏で、いろんなことを調べたり、自分なりに仕事がうまく進むように工夫をしていたり。

小さな一つの仕事にしても、適当にこなしている人と、丁寧に取り組んでいた人とでは、大きな違いが出てきます。

私の職場でも、社内の規定をきちんと把握して自分で仕事をする人がいる一方で、

「これってどう決まっていたっけ?」

と毎回のように周囲に聞いている人もいます。

どちらが信頼できるかは言うまでもありません。

信頼される人になるためには

どうせなら職場で信頼を勝ち取りたいですね。

ではどうすれば周りからの信頼を得られるでしょうか。

上記の4つ以外に私でもできる簡単なことを挙げていきます。

他の人と仲良くなる

信頼されるための第一歩は仲良くなることでしょう。

別にプライベートで遊びに行ったり、飲みに行ったり必要は別にありません。

気軽に雑談ができる関係を持っているか。

一緒にいて気まずい空気にならないかどうか。

その程度からでも十分です。

 

仕事の相談をするにしても、より仲のいい人の方が相談しやすいですよね。

みんなと和気あいあいと話している人の方が、他の人も声がかけやすくなります。

ですので、まずは自分から話しかけてみたり、距離を詰めていったりしてみましょう。

最初は何を話していいかわからないこともあります。

仕事の話からでもいいですし、

「そういえばこんなニュースあったんですけどどう思います?」

と時事ネタから入ってもいいです。

相手の趣味や家庭の話だと、相手も話しやすいですし、自分に興味を持ってくれているんだなと親近感を持ちやすくなりますね。

悪口や噂話をしない

職場の同僚で集まると、

「本当にあいつは……」

みたいな話をついしてしまうことがありますよね。

 

でも、信頼をできる人はあまりそういった話には乗ってきません。

当然自分からもそういった話をしません。

かといって、

「そんなこと言うなよ」

と、その場の空気を壊すようなこともしないんですよね。

問題のある同僚がいたとしても、

「〇〇さんのこういうところはよくないね」

くらいに話を合わせるくらいで、その人自体を否定はしない。

そのあたりのバランス感覚がとてもしっかりしている印象です。

 

噂話もそうです。

「〇〇さんってこうらしいよー」

といつも話している人には信頼を寄せて相談することはできませんよね。

言ってしまいがちな悪口や噂話ですが、ぐっとこらえて言わないようにしていきましょう。

毎日元気よくあいさつをする!

笑顔であいさつをしている!

それだけでその人への見え方は変わってきます。

あまりそれまで仲良くなかった人や、まだそこまでよく知らない人からでも、自分に向かって元気よくあいさつをしてくれると嬉しいものです。

それが毎日続くと、こちらもその人に対して自然と笑顔であいさつをするようになります。

逆に朝からどんよりと眠たそうな雰囲気を出しながら、聞こえないようなあいさつをする人はちょっと声がかけづらいです。

たかがあいさつ、されどあいさつ。

 こうしたふだんの地道な行動が意外と信頼につながっていたりします。

どんな仕事でも嫌がらない

私自身、仕事をしていて、

「あの仕事は面倒だからしたくないな」

「こっちに回さないでほしいな」

と思うことがありました。

 

でも中には、どんな仕事を頼まれても、

「いいですよ!」

と嫌な顔をせずに受け止める人もいます。

そういう人ってやっぱり周りからの信頼が厚いです。

そうすることで、周りも頼みやすくなるし、

「困ったときはこの人!」

って思ってもらえるようになります。

もちろん明らかに自分がやる仕事でないときは断った方がいいですね。

ほかに担当者がいる場合は、そちらの方に回した方がいいですし、関わるとしてもその全部をするのではなく、サポート程度にしておいた方がいいです。

でないと、担当者の顔をつぶしてしまうし、なんでもかんでも仕事が回ってきてしまいます。

仕事の根拠をきちんと把握する

仕事をしていて、

「これって何でこういう風にやっているんだっけ?」

と疑問に思うことがあります。

 

先輩に聞いてみたときに、

「うちは昔からそのやり方なんだよ」

と言われてもどうにもすっきりしません。

でも実際は、だいたいの仕事にきちんと根拠があるんですね。

仕事って案外、こうした根拠とか、今やっている仕事の意味とかしらなくてもできちゃうものです。

でも、こうした疑問に、

「それはこういうことがあったからこうしているんだよ」

とすぱっと明確に答えらえるとすごく頼りになるし、信頼もおけます。

そういう人は、ふだんからきちんと自分の仕事の意味を理解して仕事をしています。

職場の部署でもグループでも会社全体でも、いまどの方向を向いて、何を目指しているのかを把握している人だったりします。

だから、仕事を見ていても行動に違和感がないしぶれることがない。

会社の方針に乗っ取っているから、上司からも認められやすい。

きちんとふだんから考えて仕事をすることが大切です。

終わりに

職場で信頼される人はどういう人か。

信頼されるためにはどうすればいいのかということを紹介してきました。

 

もちろん、職場によって環境も違うのですべてがこのとおりではありません。

あなたの周囲にいる信頼される人はどんな人なのか考えてみてください。

その人の行動の中で自分自身がマネできるところから始めてみるのもいいと思います。

信頼を得ることで、仕事もやるやすくなりますし、周りの環境も良くなります。

自分の行動から信頼が集まり、それが気づけば職場の空気も環境も良くしていくことにもつながっていきます。

まずは自分が信頼される人になっていきましょう。