ミルクを使って育児をする人が感じることの一つに、
「哺乳瓶の消毒が面倒くさい!」
ということが挙げられるのではないでしょうか。
私も面倒だなと思ってしまいます。
洗剤で洗っているし、消毒はいいのでは……と。
でも、哺乳瓶の消毒はとても大切なことです。
そこで今回は、消毒のやり方や注意点、おすすめのグッズを紹介していきます。
なぜ哺乳瓶の消毒が必要なのか
なぜ哺乳瓶を消毒するのか。
それは哺乳瓶や乳首には雑菌やウイルスが付着している可能性があるからです。
哺乳瓶を使用したら、スポンジに赤ちゃん用の洗剤を使って洗いますよね。
丁寧に洗っていれば安心かというとそうともいいきれません。
哺乳瓶も底の方まできちんと洗えているかわかりませんし、乳首は先まできれいに洗うのは難しいですよね。
もしうまく洗えていないまま使用すると、残った雑菌やウイルスがミルクと一緒に赤ちゃんの身体の中に入っていってしまいます。
赤ちゃんが体調を崩す原因にもなるので、きちんと洗ったあと消毒をしましょう。
哺乳瓶を消毒する方法はどんなものがあるか?
哺乳瓶の消毒の方法としては大きく以下の3つの方法が挙げられます。
〇煮沸消毒
〇電子レンジを使った加熱消毒
〇薬液を使った消毒
それぞれどのような方法か見ていきましょう。
家にあるものでできる煮沸消毒
煮沸消毒の言葉通り、哺乳瓶を熱湯で消毒する方法です。
一般的な鍋があればできるので、特に新しい道具を購入する必要がないのがいいところですね。
でも、鍋を火にかけているので目を離すのも危険ですし、消毒をした哺乳瓶がとても熱くなっているので冷ますのも大変です。
鍋から哺乳瓶を出す際に、哺乳瓶用のトングがあると便利です。
消毒をしたあとに鍋のお湯を捨てると冷ますのが早くなりますが、ガラス製の哺乳瓶の場合は、お互いをぶつけると破損のもとになるので避けた方がいいかと思います。
哺乳瓶ならしっかりとお湯につけて7分~10分程度。
乳首などの部分なら3分程度消毒をします。
あまり長く高温で行うと乳首は変形するので気をつけましょう。
<メリット>
〇いまある道具だけでも行うことができる
<デメリット>
〇鍋から目を離せない
〇乳首などは高温にすると変形する恐れがある
簡単おすすめの電子レンジを使った加熱消毒
私の家は電子レンジを使って哺乳瓶の消毒をしています。
個人的にはこれが一番簡単でおすすめ!
〇洗った哺乳瓶と乳首を専用のケースに設置します。
〇少量の水を入れて、決まったワット数と時間でレンジでチン。
〇中の水を捨てて冷ませば消毒終了です。
とすごく簡単です。
<メリット>
〇電子レンジで簡単にできる
〇見ていなくてもスイッチ押せばあとは待つだけ
<デメリット>
〇専用容器は購入が必要
〇電子レンジのサイズや使用できる哺乳瓶などの確認が必要
なんといても、時間がかからずすぐに終わるのがいいですね。
育児をしていると少しでも手間と時間を省けるものが重宝します。
私が使っているのは、ピジョンの製品です。
この製品だと、同時に3つの哺乳瓶と乳首が消毒できます。
電子レンジと薬液とどちらも使えるのですが、いつも電子レンジで行っています。
ケースの中に、哺乳瓶3つ、乳首やふたを3つを設置
50mlの水を入れる
電子レンジ500wで5分チン
中の水を捨てて冷ます
これだけで終わるのでとても助かっています。
しっかり消毒できていそうな薬液を使った消毒
ミルトンなどの薬液を使った消毒もあります。
消毒という意味では一番しっかりと消毒ができていそうですね。
専用の薬液と底の深い入れ物か専用のケースを使います。
規定の量の水で薬液を薄めて哺乳瓶をその中に浸けるだけです。
取り出すときには手で取りだすのではなくトングかきれいな菜箸などで取りだしましょう。
<メリット>
〇薬液は一度で捨てずに何度か利用できる
〇加熱していないので冷ます必要がない
<デメリット>
〇薬液がなくなるとその都度購入するのでコストはかかる
薬液を使った消毒で有名なのはミルトンです。
専用の薬液とケースがあるので一度見てみるといいかと思います。
以上、3つの方法を紹介してきました。
私は電子レンジを使った加熱消毒が一番簡単で手間もかからないのでおすすめです。
もちろん、消毒の前にはしっかりと哺乳瓶と乳首を洗う必要はありますけどね。
哺乳瓶の消毒が終わったら
哺乳瓶の消毒が終わったらしっかりと乾かしましょう。
薬液を使った消毒の場合は、薬液が残らないように洗い流すことも忘れずに。
どこで乾かすかは家庭によって違いますが、私は哺乳瓶用のラックを購入して使っています。
ふだんはガラス製の哺乳瓶3つと外出用にプラスチック製の哺乳瓶1つを使用しているので、それらが乾かせるラックを愛用しています。
おしゃれなものも増えているので、好みのデザインの物を選ぶといいかと思います。
私の家では比較的シンプルなデザインの物にしています。
こういう海の中のような雰囲気のもおしゃれで楽しいかと思います。
終わりに
哺乳瓶の消毒の3つの方法を紹介しました。
効率を考えるのであれば、
電子レンジで加熱消毒か薬液による消毒がいいでしょう。
薬液の方がしっかりと雑菌を退治できると思いますが、その分コストもかかります。
加熱消毒を選ぶのなら、最初のコストだけで済みますが、加熱前にきちんと洗う必要がありますし、高温になるのでやけどに気をつけましょう。
ご家庭にあった方法を選んでいければいいと思います。