赤ちゃんが産まれて、新米パパも育児を頑張っているところだと思います!
育児の中でパパが担当する割合が多いのが、『沐浴』です!
初めての沐浴はとてもどきどきです。
「これでいいのかな?」
と恐る恐るやって赤ちゃんに大泣きされる経験をする人も。
でも、やり方がわかってくるとそこまで難しくはありません。
〇事前の準備!
〇堂々と行うこと!
この二つがあれば、沐浴も怖くない!
沐浴の仕方やポイントを紹介していきます。
赤ちゃん沐浴についての基礎知識
沐浴とは?
産まれたばかりの赤ちゃんは、大人と一緒にお風呂に入ることができません。
赤ちゃんは抵抗力がまだ弱いため、感染症の恐れがあるためです。
最初のうちは、赤ちゃん用のベビーバスにお湯をはって体を洗ってあげます。
これを沐浴といいます。
沐浴は5分程度を目安に行いましょう。
あまり長く時間をかけるのは赤ちゃんに負担をかけてしまいます。
沐浴はいつまで行うのか?
赤ちゃんは1か月を過ぎたころから、大人と一緒にお風呂に入っても大丈夫です。
ただ、まだ首がすわっていないこともあり、大きなお風呂に一緒に入るのはまだ危ないかもしれません。
それぞれの家庭の事情や赤ちゃんの様子に合わせて検討していきましょう。
私の家でも、2か月くらいまではベビーバスでの沐浴をしていました。
赤ちゃんの体が小さくその方が手早く丁寧に洗えると感じたからです。
沐浴の目的
沐浴の目的は、一般的な入浴とあまり変わらないと思います。
〇体を洗って清潔にする
〇赤ちゃんを肌トラブルから守る
〇血行をよくする
〇体を温める
〇親子のスキンシップの時間
〇けがや傷がないか、全体をよく見ること
といったことが挙げられます。
赤ちゃんは新陳代謝が激しいため、首回りやわきに垢がたまりやすいので、毎日沐浴を行って体を清潔に保つ必要があります。
また、ふだんは服を着ているため、赤ちゃんの体に異変がないか気をつけて見ながら沐浴を行っていけるといいでしょう。
沐浴に必要な物品
沐浴に必要な物品を紹介していきます。
〇ベビーバス
〇赤ちゃん用入浴石けん
〇沐浴布
〇ガーゼ
〇バスタオル
〇着替え
〇温度計
ベビーバスは、プラスチックの物もありますが、うちではビニール製で空気を入れて膨らませる物を利用しています。
沐浴の期間があまり長くないため、処分にもこっちの方が楽だろうと思って選びました。
赤ちゃん用の石けんがあるのでそちらを使いましょう。
液体の物もありますが、泡の石けんの方が、赤ちゃんを片手で支えながら使いやすいのでおすすめです。
沐浴布は、赤ちゃんの沐浴中に、寒くならないように体にかけて使います。
うちでは、沐浴布は使っていませんが、その日着ていた肌着を体の上にかけながら沐浴を行っています。
赤ちゃんの沐浴は事前準備が大事!
沐浴を行うときには、すべての工程がスムーズにいくように事前準備を心がけましょう。
赤ちゃんをベビーバスに入れてから、
「着替え忘れてた!」
となると、出たあと風邪を引いてしまいますからね。
最初に、赤ちゃんが沐浴を終えたあとにすぐに着替えれる準備をします。
赤ちゃんが着替える部屋は暖かくしておきます。
服を2枚着させる場合は、2枚の服を重ねてすぐに着ることができるようにします。
その上にオムツもすぐにはけるように設置しておきましょう。
バスタオルやガーゼなども準備をしたら、ベビーバスにお湯をためます。
温度は温度計を使って38℃~40℃になるように。
そこまで準備ができたら沐浴開始です。
沐浴の手順や洗い方
お湯にはゆっくりと入れていく
急にベビーバスの中に、入れると赤ちゃんもびっくりしてしまいます!
足からゆっくりと入れていきます。
手で赤ちゃんの体に少しずつかけてお湯に慣らしていきましょう。
その際に、赤ちゃんの耳にお湯が入らないように、手で耳をふさいでおきます。
洗うときは頭から順番に下にいく
赤ちゃんを洗うときは、頭から順番に行っていきます。
ベビー石けんを使って頭を洗い、顔も優しく泡で汚れや皮脂を落としていきます。
少ししぼったガーゼなどで優しくふいてあげてもいいと思います。
首回りやわきの下は念入りに
赤ちゃんは新陳代謝が早いので、すぐに汚れがたまります。
特に首回りやわきの下!
手に少し泡をつけてこすってみると、ぽろぽろと面白いようにとれてきます。
汚れが残りやすい場所なので念入りに行いましょう。
手の指をぎゅっと握っていることも多いので、優しく開いて丁寧に洗います。
力を入れすぎると危険なので注意をしましょう。
背中は、赤ちゃんをうつぶせにして洗いますが、難しい人はそのままの姿勢でも大丈夫です。
最後にしっかりと洗い流して沐浴を終えます。
沐浴後はスピードが大事!
沐浴が終わったら風邪を引かないように急いで着替えさせていきます!
二人で沐浴を行う場合は、一人がバスタオルを広げて待機しておくといいですよ。
バスタオルに赤ちゃんをくるんだら、着替えを準備したところにいき体を拭いていきます。
このときも、首回りやわきの下に水分が残りやすいので丁寧に拭きます。
体を拭き終わったらまずオムツをつけましょう。
お風呂上りはおしっこをしてしまうことがありますからね。
オムツをつけたら準備しておいた服を着させます。
腕をそでに通すときに、赤ちゃんが脱臼したりしてはいけないので、赤ちゃんの腕を動かすのではなく、そでの方を赤ちゃんに近づけていきましょう。
沐浴後のケアとして、綿棒やベビークリームを使います。
綿棒で赤ちゃんの耳や、おへそにたまった水をとっていきます。
ベビークリームを使って胸やほっぺたのケアをしていきます。
最後に水分補給をしたら終了です。
沐浴のときの注意点
沐浴のときの注意点を考えていきます。
〇時間は5分程度。長くても10分を意識して
〇洗うときに目や口に石けんが入らないように
〇できるだけ毎日同じ時間帯に沐浴をする
〇授乳後ある程度時間を開けてから行う
〇室温を25℃にしてから行う
〇泣かれても手は動かし続ける
といったところが挙げられます。
赤ちゃんはまだ体力がないのであまり長時間の沐浴を行うと、負担になってしまいます。
また、沐浴を毎日同じ時間帯に行うことで赤ちゃんにリズムができてくるので、意識していけたらと思います。
そして、赤ちゃんは沐浴をすると泣くことがよくあります。
そのときにどうしようと思って手を止めるよりも、
「すぐ終わるからちょっと待ってねー」
という気持ちで手を動かし続けて素早く沐浴を終わらせることが大事です。
終わりに
沐浴の期間は、だいたい1か月から長くても3か月くらいのことです。
赤ちゃんを衛生的に保つことも目的ですが、赤ちゃんとの貴重なスキンシップの時間と思って楽しんで行っていけるといいですね。
慣れないうちは大変な沐浴ですが、堂々とした態度で自信を持って行いましょう。