赤ちゃんにミルクをあげるとき、お湯を沸かして、粉ミルクを溶かして冷ます。
日中ならともかく、夜中にその作業は大変ですよね。
「もっと簡単に手早く作れないかな」
と思う人も多いと思います。
特にお湯を沸かすのには少し時間がかかりますし、沸いたときには温度が高すぎます。
そこで、少しでも調乳の手間が減るアイテムを紹介していきます。
温度を保ってくれる調乳ポット
我が家が赤ちゃんのミルク作りのために使っているのが調乳ポットです。
調乳ポットには、
〇お湯を保温するもの
〇水から沸騰させて保温するもの
と二種類あります。
調乳の際には、70℃から80℃の温度で行うのがいいとされています。
70℃以下だと、粉がうまく溶けなかったり、雑菌が繁殖するからです。
また、高温過ぎても栄養が壊れてしまいます。
調乳ポットは、
<メリット>
〇すぐにお湯が使える
〇70℃に保つことができる
〇使い方が簡単
<デメリット>
〇調乳以外には使いづらい
〇ミルクの期間が1年~2年であること
などが挙げられます。
ふだん使いもできる電気ポット
電気ポットを持っている家庭は多いと思います。
自分でコーヒーを飲むためにも使えますし、もちろん調乳にも利用できます。
<メリット>
〇ふだんも使える
〇量が多いので夜中になくなることもない
〇手軽にお湯が使える
<デメリット>
〇ミルク用とふだん用でお湯の温度の切り替えが必要
電気ポットを以前から持っている人はそのまま代用することが多いのではないでしょうか。
電気ポットを使う場合、あまり高い温度設定で使わないように注意が必要です。
個人的には、タイガーのとく子さんや象印の製品が好きです。
楽々すぐに沸く電気ケトル
電気ケトルもここ近年、人気が出てきていますね。
ティファールの電気ケトルを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
電気ケトルは、
<メリット>
〇沸くのが早い
〇洗うのが簡単
〇電気代が安い
〇ふだんも使える
<デメリット>
〇お湯をそのまま保温することができない
といった特徴があります。
ふだん、ちょっとコーヒーを飲みたいときもすぐに沸くから重宝します。
ただ、赤ちゃんのミルクを作る場合は、その都度沸かさなければならないので少しだけ手間かもしれません。
外出にも便利な調乳用ステンレスボトル
これは外出用に購入する人が多いと思います。
でも、家で使うのにも役立てることはできます。
<メリット>
〇費用があまりかからない
〇外出にとても便利
<デメリット>
〇数回分しか準備ができない
〇少しずつだが冷めてくる
一般的なステンレスボトルと同様に、保温専用です。
お湯をやかんで沸かしてステンレスボトルに入れておけば数回分は大丈夫です。
私も調乳ポットを購入するまでは、ステンレスボトルを使っていました。
ただ、3回目くらいには少し温度が落ちてきます。
また、洗いづらいため、赤ちゃん用はお湯以外入れないようにしないと雑菌が心配です。
水に安心できるウォーターサーバー
ウォーターサーバーを備えている人も結構います。
もともとウォーターサーバーを使っていた人も入れば、子どもが産まれるのを機に契約する人もいます。
<メリット>
〇水がきちんと処理されているので安心
〇いつでもお湯も冷水も使える
〇家庭用にも利用できる
<デメリット>
〇他の方法に比べて費用がかかる
ウォーターサーバー自体、赤ちゃんのミルクだけでなく、他の家庭全般に使えるものなので、家に備えているととても便利です。
ネックになるのは値段だけですね。
月々の費用がそこまで高くないと感じるなら導入してもいいかもしれません。
ウォーターサーバーを選ぶときには、費用もそうですが、その会社が有名かどうかも条件に入れた方がいいと思います。
『クリクラ』などは比較的安くて、クレヨンしんちゃんのCMでときどき見かけますね。
有名な会社の一つなので、ウォーターサーバーを利用するなら検討してもいい会社だと思います。
【公式サイト】お客様満足度7年連続No.1!【クリクラ】
終わりに
赤ちゃんのミルクの調乳には、お湯をどうするか考えるだけで大きく手間を減らせます。
やかんで沸かすのが一番安価ですが、その間、赤ちゃんをずっとあやすのも大変ですよね。
特に夜間は、できるだけ早くミルクを準備したいです。
もしまだ、これらのどれも使用していなければ、検討してみるのもいいかと思います。
ちなみに私の家では、一番最初に紹介した『コンビ 調乳じょ~ず70HW』を使用しています。
一度に800ml保温できて、70℃~80℃を維持してくれます。
やかんで沸かして入れてもいいし、電子レンジで沸かすこともできます。
それまでよりも、少しだけミルク作りが楽になり、とても重宝しています。
ぜひ自分の家にあった方法で、育児を少しでも楽にしていきましょう。