おすすめ本まとめ

東野圭吾の絶対読みたいおすすめ文庫本8選!

日本の好きな作家ランキングで、毎年上位にランクインする東野圭吾さん。

東野圭吾さんの本をほとんど読んできましたが、その中で、特に私がおすすめする文庫本を紹介します。

『手紙』

東野圭吾さんの作品の中でも私が一番好きな作品になります。

映画化やスペシャルドラマ化もされています。

なかなか普段スポットが当てられない、加害者家族の話になります。

もしも自分の身内に加害者がいたら……。

私だったらいったいどうするのだろうかと考えてしまいます。

強盗殺人を犯してしまった兄と、加害者の身内となってしまった弟。

兄は、刑務所の中から弟に毎月手紙を送る。

弟は、兄の犯した罪により、進学を諦めることになり複雑な思いを抱く。

その後も、弟が仕事、恋愛、音楽の夢と、何かをかなえようとするたびに、『強盗殺人の弟』というレッテルが邪魔をする。

兄の手紙に込めた想いと、兄弟の絆、偏見や悪意、いろんなものが詰め込まれた作品。

【書評】『東野圭吾のおすすめの一冊。『手紙』のあらすじとこの本が教えてくれること』

 

『さまよう刃』

被害者家族の苦悩を描いた小説です。

少年法に守られている少年をどう考えたらいいのか。

自分が被害者の家族だったら、同じように許せないかもしれません。

 

主人公の長峰は、妻に先立たれ娘と二人暮らし。

ある花火大会の日、娘が何時になっても帰ってこず、一緒に出掛けた友人に連絡しても行方がしれない。

警察には誘拐かもしれないと言われるが、しばらくして娘の遺体が荒川で発見される。

憔悴した長峰の元に一本の密告電話がかかってくる。

それは、娘を殺した犯人の名前と居場所を長峰に伝えるものだった。

【書評】『法律は犯罪被害者を守らない?東野圭吾の『さまよう刃』から学ぶ法律の壁』

 

容疑者Xの献身

『探偵ガリレオ』から始まるガリレオシリーズの3作目。

ガリレオシリーズ初の長編小説になります。

この『容疑者Xの献身』がガリレオシリーズの中でも一番読みごたえがあります。

ふだんあまり出てこない湯川教授の人間らしさが表れていて実に面白い!

事件の犯人は最初の30ページくらいで判明していますが、どうやって警察の追及を逃れていくのか、トリックの謎がさっぱりとけず、真相が判明したときはとても驚かされます。

花岡靖子は、娘・靖子とアパートで二人暮らし。

弁当屋のパートをしながら慎ましやかに生活をしていたが、靖子の元夫である富樫が靖子の前に現れる。

口論となったはずみで富樫を殺してしまった靖子と美里。

そこに、アパートの隣の部屋に住む石神が訪れ、

「自首をしないのであれば手助けができるかもしれません」

といい、警察にあばくことのできない方法でトリックを仕掛け、犯人を隠ぺいする。

だが、運命のいたずらか、石神と大学で友人で会った湯川学が事件を知り、その謎に挑むことになる。

【書評】『『容疑者Xの献身』東野圭吾のガリレオシリーズで私が一番おすすめの本』

 

『流星の絆』

二宮和也さんや戸田恵梨香さんが主演でドラマにもなっています。

ドラマも面白かったですが、やはり原作が素晴らしい!

3人の兄妹の絆もさることながら、一人ひとりが悩みながらも変化し、成長していく姿がとても好きです。

14年前の事件の真相も想像をしていたものと違って驚かされます。

ある日、洋食屋を営む両親が何者かに殺害される。

3人の兄妹は、身寄りがなく養護施設に預けられるが、いつしか3人で結婚詐欺を行い、お金を持っている男性をだまして生活を行っていた。

事件から14年がたち、時効間近になって、犯人の手掛かりが見つかる。

次のターゲットに狙っていた洋食チェーン店の御曹司。

その父親が、両親が殺害された日に家から出てきた男に似ていたのだ。

洋食チェーン店の名物となっているハヤシライスの味から、彼が犯人であると確信した3人は復讐を計画していく。

『夜明けの街で』

これは男性にはぜひ読んでほしい。

不倫の話です。

これを読めば、不倫をしようと思う男性はいないでしょう。

不倫も恐ろしいですが女性も恐ろしい!

不倫をしてしまう男性の心理とはこういう感じなのかあと学ばさせてもらいました。

「不倫なんてするやつは馬鹿だと思っていた」

そう独白する渡部は、ローンで買ったマンションで妻と娘の3人暮らし。

 

ある日、渡部の会社に派遣社員として、中西秋葉が入社してくる。

最初は意識していなかった渡部だが、友人と飲みに行った帰りにバッティングセンターで偶然秋葉と出会い、二人の関係が始まることになる。

家庭と秋葉への想いで苦悩する渡部。

そんなときに、15年前、秋葉の家で起きた殺人事件の話を聞くことになる。

 

【書評】『「不倫をするやつなんて馬鹿だ」東野圭吾の『夜明けの街で』で不倫と女性の怖さを学ぶ』

『人魚の眠る家』

篠原涼子さん主演で2018年に映画化もされました。

家族の愛と日本の臓器提供、ドナーについて一石を投げ入れる小説です。

もしも、自分が脳死になったら提供することに異存はないけれども、家族が脳死となったときにどんな選択をすることができるだろうか。

【書評】東野圭吾の『人魚の眠る家』 2018年に篠原涼子主演で映画に。

『マスカレードホテル』

この作品も、2019年に木村拓哉さん主演で映画となっています。

連続殺人事件が次に起きるであろうとされるホテルが舞台となります。

潜入捜査官としてホテル従業員に化ける警察と、ホテルのフロント係の女性が主役。

異なる仕事であるからこそ気づく視点。

互いに補い合いながら事件の真相に近づいていきます。

【書評】東野圭吾の『マスカレードホテル』2019年に木村拓哉さん主演で映画にも!

『プラチナデータ』

この作品も、二宮和也さんが主演となって映画化されています。

舞台はDNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%を目指す近未来。

その正確さから一部の批判がありながらも、警察の捜査に導入されることとなり、犯罪件数は激減する。

しかし、開発者である神楽は、DNA捜査によって身に覚えのない事件の犯人とされてしまう。

真相を確かめようとする神楽と、神楽を追う警察との闘いが見どころな作品です。

 

終わりに

東野圭吾さんには、これ以外にも有名で面白い本がたくさんあります。

その中でも、特に私が考えさせられた8冊を厳選しました。

興味の沸く本がありましたら一度手にとってもらえたらと思います。